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んん？ っておもってたら、つんつんのおにいさんはドスン！ ってソファにすわった。
『つんつんのおにいさんもけがしちゃったの？ わたしたんこぶできちゃったからひやしにきたの』
「掃除くらいでなんで怪我すんだよ……その『つんつんのおにいさん』はなんなんだ、気持ちわりぃ」
『かみのけがつんつんしてるから！』
「クソほど単純だな。気持ちわりぃから勝己様とでも呼んどけ」
『わかった！ かつきさまのおにいさんってよぶね！』
「なんでそうなるんだよクソが！！」
『わぁっ！？』
とつぜんおっきいこえだしたからびっくりした。
そしたらおにいさんはハッとしてしたうちをした。
おこらせちゃったかな……
ごめんね、っていったら、おにいさんはもういっかいしたうちしてボソッといった。
「……怒ってねぇよ」
『ほんと！？ よかった！』
「んで、半分野郎はどうした」
『しょうとのこと？ かつきさまのおにいさん、へんなよびかたするね！』
「兄妹共々うぜぇ……」
『しょうとはたんこぶひやすものもってきてくれてるの』
「……あっそ。てか呼び方変えろ」
『え、おにいさんがいったのに』
「そんな呼び方しろなんて一言も言ってねぇ！」
『いったよ！』
「おにいさん呼びやめろって言ってんだよ！！」
『それはいってないよ！』
「そうかよ！ とにかく変えろや！！」
『どなんないで！』
「……ﾁｯ、クソが」
そしたらすぐどなるのやめてくれた。
うーん、たまにおこるけどやっぱりこわいひとじゃないのかな……？
それで、おにいさんのことなんてよぼうかな……
『おにいさんはなんてよばれたい？』
「……知るか」
『うーん、じゃあ、かっちゃん！』
「なんでそうなんだ！！」
『だってもしゃもしゃのおにいさんがいってたんだもん』
「ﾁｯ、クソデクか」
『だめ……？』
ちょっとビクビクしながらきくと、おにいさんはおっきなためいきをついた。
「……もう好きにしろ」
『ありがとうかっちゃん！』
「それはイラつくから変えろ！！」
『ええっ！？ すきにしていいんじゃないの！？』
おにいさんのおこるところよくわかんない！
とりあえずおなまえおしえてもらって、『かつきおにいさん』っていったらまたおこられた。
『ならかっちゃん』っていったら、またしたうちされたけどゆるしてくれた。
―――――――――
まて、Aちゃんの人見知りキャラどこいった
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作者名：月木あや | 作成日時：2023年7月19日 12時
