８０話 ページ42
ユウリサイド
エンとランがいれば私は十分。けど、何も持っていかないのは逆に不自然。それに…
ケモノ型や知能型ごときにエンやランを使うなんてもったいない。
エン(主は優しいな。そういうとこが好きだ)
ラ(僕もユウリ大好き!)
ありがとう二人とも
エ「ユウリはなに持ってくの?」
エマに声をかけられる。
『銃とナイフ。軽いやつは軽いのあるし、道中狩りをするときナイフがあれば調理とか新しい矢も作れるしね』
エ「成程…」
レ「弓矢とナイフは確定だな。」
私は予め改造しておいた靴にナイフを入れる。
太もものホルダーに１挺ずつ、後は…
『これかな？』
食堂に戻ると私はレイの耳の手当てを始める。
『傷、塞がってきたね。もうガーゼじゃなくていいね』
レ「まぁ俺はな切開しただけだから。ありがとうなユウリ。傷の手当ても…あとそのほかの準備も」
『当然のことをしたまでだよ。』
そう、私は私の役目を果たす。ただそれだけ…
エ「それじゃ、行ってきます!」
ク「うわあああんユウリ、エマァ!」
弟妹たちが抱き着いてくる。
「痛かったら言わなきゃだめだよ」
「我慢しちゃだめだからね」
エ「うん」
『ええ』
「レイも！危なかったらちゃんと逃げてね！」
レ「おう」
ギ「オジサン。一ついいかしら。三人を無事帰してね」
『ギルダ…』
ギ「危険な旅だってわかってる。避けられない事故だって怒ってしまうかもしれない…。分かってるからこそもし、何かあって途中で引き返すことになっても誰かは必ず生きて帰して」
オジサン「それは『願い』か？悪いがわざわざ聞く謂れは…」
ギ「いいえ。私の「心積り」よ。ユウリ、エマ、レイの三人とも生きて戻らなかったら次は私がシェルターを壊します」
『ギルダ』
ギルダが私たち三人を抱きしめる。
ギ「絶対無事に帰ってきて、一人でも死んで帰ってきたら許さないんだから…！」
エ「うん…うん…！」
『ええ、もちろんよ』
ごめんなさいギルダ。恐らくそれは…約束できないかもしれない…
出発
オジサン「おせぇ」
序盤から全速力出してんじゃないよ。エマとレイ追いついてないし…
エ「オジサン速いなぁあんな重そうな銃持ってるのに」
『やっぱり大人は違うね(皮肉)』
オジサン「ぷぷ、ガキ遅っ！」
レ「中身ガキだぞアレ!」
本気出して２人抱えれば最短５分で森いけるんだけどなぁ。
だけど荒野はさっさと抜ける。荒野なら特に大きな障害もない。奴らが避けて通る場所なんてそんな
無い
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
