６４話 ページ26
ユウリサイド
エ「ありがとう。おやすみなさい」
エマとレイが戻っていくのを見て私はソンジュに体を向けた。
『面白いでしょ。あの子たち』
ソ「興味深いとは思う」
『そうだね。あと改めて久しぶりね。ソンジュ』
ソ「ああ、８００年ぶりだな。フェニックスフィーユ」
『その名前古くない?今どきの若い鬼知らないでしょ?』
その呼び方始めたのソンジュだし。
『で？なんであんなこと言ったの?「何も起きていない」なんて。』
ソ「実質そうだろう?」
『「この世界は」ね。１００年前。人類は滅亡し、１０分の１にまで減った。』
ソ「フェニックスフィーユ。この８００年で何があった？人に情でも移ったか？」
『私は昔から変わっていない。彼と…あの人の約束を守るためにやってるのよ。』
人に情なんて‥‥
『とりあえず今回は協力してもらうよ?』
ソ「もちろんだ」
『あれ？予想外だったな。断られた時の切り札も用意してたのに…』
私の言葉にソンジュが冷や汗を垂らす。
ソ「一応聞くが‥‥その切り札って…?」
『ん？８００年前私に宣戦布告してぼろ負けしたときの話』
ソ「やめてくれ」
『次の時の切り札として持っておくよ』
私は笑顔でいい。ムジカの頭を撫でて寝床に戻った。
『!!レイ、まだ起きてたんだ』
レ「ああ、お前がいなかったからな」
『ソンジュと個人的に話してたんだ聞きたいことがあったから』
レ「聞きたいこと?」
『私たち以外の人間と会ったことがあるのかって』
レ「そうか。」
『で？レイは私に何か聞きたいことがあるんじゃないの?』
レ「!!ああ。お前、俺がソンジュに助けられた時。ソンジュと一緒にいたか?」
『ううん。私はエマの看病してたよ。』
レ「そうか‥‥」
『それじゃ。おやすみ』
レ「ああおやすみ」
私は目を閉じた。
次の日
私たちはソンジュとムジカの秘密の道を歩いていた
ソ「大丈夫。この道は見つからない。老いて死んだ吸血樹の地下道跡を俺が繋げて作った道だ。名かは迷路で出入り口は俺とムジカしか知らない」
ム「私も迷うわ」
ムジカたまに抜けてるとこあるもんね。
ソ「奴らはこの森に詳しくはない。この道を進んでこの森を抜ければいい」
私は道を見回した。
８００年前より道が増えているな‥‥
ド「『人間と鬼の約束…』」
ギ「約束ってミネルヴァさんのモールスにあったわよね…」
ド「そういう意味だったのか‥‥」
『多分ね』
私は答えた。知ってるけどまだ…ね？
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
