６３話 ページ25
ユウリサイド
エ「今いい?」
ソ「構わんが、お前たち昨日の夜からロクに眠らず動き通しだったんだろう?休めるうちに休んでおいた方がいい」
エ「うん。あとでもう一回ちゃんと眠る」
エマは座る
エ「ありがとう。それとごめんなさい疑って…助けてもらったのに…私、鬼は全て人間の敵だって…人間を食べない鬼がいるなんて考えもしなかった」
エマの警戒は正しい。奴らにとって人肉は特別。特に脳は。ソンジュのようなのはごく少数。
全て的と考えるのがほぼ正しい。
レ「じゃああんた達はどうして…」
ソ「宗教上の理由さ。信仰のため人間を食わないと決めている。ただし人間だけ。人以外は何でも食うがね」
昔のことは触れないでやろう
ソ「俺たちはいわゆる社会の異端者。農園…彼らの思想・利益・権威全て俺には一切知ったこっちゃないのさ。どうだっていいんだ。俺がお前たちを助けたのは単純な興味。こうして久々に人間と話がしてみたかったからだよ」
嘘ばっかり
ソ「珍しい…今日日、生きた人間なんて農園の内側くらいでしかお目に罹れないからな。どうした？それを聞きに来たんだろう？」
エ「‥‥教えてもらえる？人間に…何があったの?…世界は今どうなっているの？」
結論は簡単だ。何も起きていない。「この」世界には何も起きていないさ
私は三人の会話を聞くふりをして―――の作戦について考えていた。
『ここは‥‥人間の世界じゃない』
エ「ユウリ‥‥レイ…」
レ「ああ…」
『うん』
エ「やったぁ!!良かったあ!!」
ソ「ン??」
私は二人の様子を見ていた。
エ「最悪だけど!最悪だけど!!その先があった!!」
レ「おう！よく分からんが思ってたよりずっと良かった!」
エ「人間の世界が別にある。鬼がいない世界が他にあるんだよ！」
ソ「‥‥あ…いや…すごく言いづらいんだが人間の世界には渡れない。道は完全に閉ざされている。『二度と行き来はできない』それも取り決めで定められた一つだだから――」
『大丈夫。見つけるから』
というかある。その約束を守らないやつがいる。そいつらを利用しているのが『ルークス』だ。
『あっちへ行く方法は探して見つける。だから「渡れない」とか大丈夫』
エ「ありがとうソンジュ元気でた!!」
エマはカップのお茶を一気に飲んだ。
ソ「…そうか。それなら…まぁ良かった。今日はもう遅い寝なさい」
エ「うん!」
ソ「明日からはこの森の抜け道を教えよう。出口まで無事送る。案内は任せろ」
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
