６１話 ページ23
ユウリサイド
ギ「エマ…エマ！」
私は耳の手当てだけでもと耳に新しいガーゼをつける。
ギルダとドンが焦っている。
？「こっち」
目の前にはフードをかぶった女の子。
？「こっちよ」
ギルダは少女を疑っていた。
？「ついてきて」
ギ「待って。貴方は誰？何者？どうしてこんなところに？」
まぁ、タイミングがタイミングだもんね。
『…顔を見せて』
マ「ユウリ、ギルダ…？」
少女は口元を引き上げた
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
レイサイド
どんどん増えている。
右
左
背後
完全に‥‥囲まれている！
さっきまでの奴とは違う…！無駄がない…計算された…。訓練を重ねて鍛えられた動き…けど
襲ってはこない。俺が「特上」だからだ…。
今夜予定通り出荷する。そのために傷一つつけずに生け捕らねばならない。
奴らは俺が疲れるのを待っている。
止まったら負け。その時点、その場で捕まる
レ(上等だ)
左！
俺はマフラーを投げた。
鬼「右だ！」
レ「チッ」
鬼１「しぶといな…」
鬼２「もう随分と走っているぞ」
鬼１「ああ。だが直にバテる。問題ない」
レ(西西南、西北、西南、良し‥‥だいぶ逆側に離れることはできた恐らく全追手も引き付けた。このまま…１０メートルでも１００メートルでもユウリ達から遠くへ…！)
どんどん道を奪われていく…抜け道を何度作ってもすぐ封じられる。まるでママとチェスを指してる
感覚。
負けてたまるか。
止まってたまるか。
諦めてたまるか
死 んでたまるか
鬼に囲まれた
チクショウ…何か手は…
まだだ。まだやれる次の手を。
俺は生きる！
生きるんだ！
鬼３「終わりだ」
終わってたまるか！！
駄目だしねない。捕まるわけにはいかない。考えろ。どうにかしてこの場を振り切って――
俺は転んだ体に力が入らない。
くそ…動け…動け！動け！！
鬼３「もういい。貴様はよくやった」
よかねぇ。動け！生き延びろ！
守るんだ俺がユウリを皆を、
死ねない。誓ったんだ。
諦めない。守るって
鬼３「諦めろ」
絶対に嫌だ！
？「乗れ！！」
ドンドンドン！！
そんな声と銃声らしきものが聞こえた。
誰だ？
俺はとにかくその人物にしがみついた。
意識を失うその寸前俺は本で読んだ「着物」という服に似た服を着たユウリを見た気がした。
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
