５２話 ページ13
ユウリサイド
私はエマと一緒に塀に向かっていた。
「あ!来た!」
「ユウリ！エマ!」
『お待たせ』
エ「待たせてごめんね!」
２０分前
レ「ありがとう。バイバイユウリ、エマ」
レイが落としたマッチを私は両手で受け止め消す。
エ「ナイスキャッチ！」
レ「ユウリ‥‥ッ手‥‥！」
『ノーマンから伝言。「ここじゃなくてもまだ死 ねる。いいモノ見せてやるから黙って来い」』
レ「はっ？」
エ「分かってたのレイがこうすることとか」
『ノーマン全部気づいてたんだよ。出ていく前に』
エ「だから止めろって言われた。」
『悪いけど死なすきないから』
エ「私とユウリとノーマンとあの子たちがレイのこと絶対死なせないから」
レ「『あの子たち』?一体どういう…」
ノックされてトーマとラニオンが来た。
ト「ユウリ、エマ、これ、頼まれてたもの。持ってきた」
ラ「あと皆もう準備はできてるぜ」
『ありがとう。トーマ、ラニ』
エ「じゃあレイ、着替えて」
レ「！？」
エ「説明は後」
『全てはノーマンの計画通り。逃げるよ?レイ』
私たちはレイが着替え終わるのを待った
エ「着替えた?」
『じゃ、そこ座って』
レ「‥‥いや‥‥でも…ユウリ、エマ、俺は…」
レイは何か言おうとする。
パアン
エマがレイを殴る。
『まだ死 にたいとかいうわけ?今まで見殺しにしてきたのが罪なら死んで償うなんてなんてことは間違ってる。生きて、後悔し、これから他のことで罪の倍、善をするんだ。つべこべ言ってないでさっさと逃げること考えて』
私はレイに言った。
ト・ラ「「エマ、ユウリ−こっちできた」」
ソーセージにハムにベーコン、アンナにもらった髪と私の血液の入ったパック。
レ「これは？」
ラ「レイの代わり。何もないよりはごまかせるってノーマンが」
ト「それっぽい臭いを作るんだ」
レ「その髪にその血液…」
エ「アンナとユウリがくれた」
レイがこっちを凝視する。
エ「後は発信機。取り出すからそこ座って耳出して。」
レイは戸惑ってる。現状が読めていない。
エ「ユウリ」
『うん』
私たちはマッチを擦る
エ「『さあ、始めよう。ノーマン』」
マッチが床に落ちて私たちは演技を始めた。
私の引き出しに手紙が入っていた。ノーマンからだ。脱獄の後を頼むというモノだった。エマにも同
じものがあったという。だから私たちは動いていたんだ。エマとノーマンがシスターから話を聞い
てるとき他の子たちにそれを聞かせてた。
回想修了
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
