４１話 ページ1
ユウリサイド
レ「決まりだ。明日お前は塀に上って逃げたふり」
レイの言葉にノーマンは頷く。
ノ「ついでに下見もしてこよう。警備が軽いうちに済ましておいた方がいい」
エ「だね」
『そうだね。それに気になっていることもある』
崖のこと
ノ「気になっていることと言えばレイ。これ前にも一度聞いたんだけど‥‥」
レ「ん？」
エ「レイはいつどうやって秘密を知ったの？」
ノ「だって普通気づきようがないでしょう。ハウスの正体…いったいいつどうやって」
ああ、レイには幼児期健忘が起きなかったんだろう。だから知ってた。
レ「それは…最初から」
レ「幼児期健忘って知ってるか?」
ノ「いや」
エ「何それ」
『赤ちゃんの頃の記憶をなくすことでしょう?』
レ「ああ。お前らどのくらい昔のこと覚えてる」
ノ「３〜４くらいかなぁ」
エ「私も」
昔‥‥何年前のことだろう。正直長く生きすぎて分からない。１００００年前のことも入るかな？
『２歳、位かな』
レ「ユウリ以外は大体そうだろうな」
本当のこと言っても意味ないし。これを云うのはまだ先だしね。
『ごくまれに幼児期健忘が起きない人間がいるらしいよ』
ノ「レイ、まさか‥‥」
脱獄の原点
レ「俺には胎児の頃からの記憶がある」
幼児期健忘…か。私にもそれは言えるのだろうか。
目を開ければ大きなビーカーの中
白衣を着た大人と異形の化け物
親なんてものはいない。
細胞の突然変異による体中の痛み
話せないが理解はできた言葉
人間で言えば可笑しい不可思議な『力』
車で大人につれてかれたのは本で読んだことしかなかったビルとかがたくさん並ぶ場所
私の記憶の最初はこれらだ。他にもあるが長くなるからやめよう。
レ「６歳のころママと取引をした…」
レイの話が終わる。ずっと小さいころから大きなものを抱えてきた。辛かっただろう。
レ「それだけだ。お前が条件待萌え生きるって判断できたら話すつもりだった」
条件？エマを見たけどエマも分かってなさそうだ。男同士の約束ってやつか？面倒だ。
『でも、ついでで色々分かったねぇ。』
エ「え？」
『[本部]と[近接する５つのプラント]それがこのＧＦ農園。門は逃げ道にはならない。門のすぐ先には見張りが数匹って数ではない。鬼や大人がたくさんいる』
エ「それってマズいんじゃ…」
レ「違う！」
『だからこそ私達への警備が甘いこの先も同じおままごとでのびのび育てる。ろくな警備強化はされない。そういう事でしょ?』
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lkwisterven - ドラゴンさん» いや行かなくても平気だと思う (2019年7月28日 0時) (
レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» へえ…僕、５０話いってない気がする‥ (2019年3月5日 22時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - ドラゴンさん» 今、自分の作品で確認してみたら、話が50ページまで書き終わると自然に続編に続行っていうのが出てくるみたい (2019年3月5日 20時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン - アリアドネさん» やり方わかんないんだよねえ… (2019年3月5日 17時) (レス) id: cddb962df9 (このIDを非表示/違反報告)
アリアドネ - この作品の1の方でちょっとしたの方に続編ってところがない？ (2019年3月5日 16時) (レス) id: 7e8b7eb3c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：厨二病のドラゴン | 作成日時：2019年3月4日 19時
