24 ページ24
キャロルはコニーの代わり、つまり商品の補充。
そして“農園”なら補充され続ける“拠点”があるってことだ。
私達も昔はそこから来たのだろう。
それから“シスター”というママ以外の飼育者がいるという事実も大きい。
GFと同じ農園が他にあるのかもしれないし、“生まれた時から鬼の支配下”なのか、“人間社会で生まれたのちに捕獲された”のかだけでも出た先の世界は違ってくる。
何より、今のキャロルになら発信器の手術痕があるかもしれない。
レ「目下3つだ。
‖膺佑“外”を知る鍵ってこと
▲ャロルが発信器の糸口ってこと
そしてもう1つ
なんかやっぱママのやり口が変ってこと」
エ「!!?
えっ、ちょっ、何?ん!!?」
レ「や、だって変だろ。
わざと見せる、そんでビビらす。
最初の発信器といい今回といいそんなんばっか。
おかしいって、明らかに何かある」
『“お見通し”ならすぐに見つけて即出荷でいいのにね』
エ「(確かに!!)」
ノ「でもママはそれをしない。
それができない”理由“_____あるいはそれをあえてしない”狙い“が何かママ側にあるってことだ」
どんな理由、狙いなのかはわからない。
レ「敵の出方がわからねぇ以上、事は一刻を争う。
わかるな?エマ、アイ」
エ「『うん!』」
チャンスは絶対に潰せない。
次に私達が、いや私とエマがすべきこと。
エ「私とアイがキャロルから発信器のヒント掴んでくる!」
私達全員…必ず生きて農園を出るんだ。
負けない、負けたくない。
鬼にも、あの大人2人にも_____。
レ「頼んだぞエマ、アイ」
そう言ってレイは私の頭をクシャっと撫でた。
『___わかってる、絶対見つけてみせる』
174人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aya(プロフ) - 亮さん» ありがとうございます!普段かっこいいのにこういう可愛いとこ見せられるとやばいですよね!! (2019年3月11日 13時) (レス) id: 6d4173b257 (このIDを非表示/違反報告)
亮(プロフ) - 最新話読みました!からかったのに不意打ち食らってるレイ可愛すぎる(*゜д゜*) (2019年3月10日 14時) (レス) id: 484601c75e (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 亮さん» めちゃくちゃ分かります( ˙-˙ )ほんとレイってズルいですよね(笑)更新不定期ですが、これからもよろしくお願いします! (2019年2月24日 20時) (レス) id: b747948d14 (このIDを非表示/違反報告)
亮(プロフ) - 意地悪なのにいざというときにあんな行動するレイが反則すぎます(((*゚д゚*)))10歳組唯一の夢主ちゃんが今後どう動いていくか楽しみです!! (2019年2月23日 5時) (レス) id: 484601c75e (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 星雲さん» こんなこと言われたら兄弟でも惚れますよね(笑)コメントありがとうございます、更新頑張ります! (2019年2月4日 19時) (レス) id: b747948d14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:aya | 作成日時:2018年12月30日 22時