不思議なキノコ 4 ページ19
図書室にて…
「あったか？」
「えーっと、これだ！」
「「「世界きのこ辞典？」」」
「どこにでもありそうな本…。」
「ちょっとA！ここにレイを治すために必要なことが書いてるかもしれないんだよ！？」
ペラペラと本をめくっていく。
「ん？これじゃない？」
「？見して！えーーっと、」
「「「メスキノコ」」」
「変な名前。」
「えーっと、キノコが気に入った男の子を女の子にするキノコ。」
「絶対これだろ。」
「そうね。」
「直す方法は？」
「えーっと、１ヶ月待つか、
好きな女の子とキスするか。」
「「「///」」」
「メスキノコ分かってるね。男心？だっけ？」
「待つのもアレだな…でも…。」
「よし！こういう時は、
A召喚！」
「「はぁ？！」」
「私かよ！？こんなことでファーストキスを奪われたくない！！」
「いいじゃん！Aしかいないんだよ！」
ドタドタ
「おい！走り回るなフルスコア組！」
「嫌だー！」
「A待って！レイを治せるなは君しかいない！」
「君しかいない！じゃねえーよ！」
「俺も嫌だ！」
角でトーマとラニにぶつかりそうになった。
「ごめん！トーマ！ラニ！」
「え？いや、別に…。」
やばいやばいやばい。逃走中並みに怖い。逃走中出たことないけど。
食堂の扉を開けた瞬間…。
ﾁｭｯ
先回りしたレイと______。
「エマはめたな！？」
ほわんほわん
あれ？
「「元に戻った！」」
じゃあー！
「「一件落着！」」
ちゃんちゃん♪
「ちゃんちゃん♪じゃねーよ！！」
完
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凛音 - これで終わりなのが寂しいです。これからも作品作り頑張ってください！ (9月29日 22時) (
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作者名：水飴 | 作成日時：2021年8月24日 17時
