猫の群れはマネージャーを求む【音駒】

猫と烏 ページ8

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〜5月6日 AM 9:00〜



「遅れてすみません！」



黒「お、悪ぃな…忘れ物の確認してくれてたんだろ」



「うん、思ったより時間かかっちゃって。…もう挨拶、した？」



黒「おう、烏野マネージャーいたぞ」



「やった、チョコタルト！じゃあ私も挨拶してくるね」



…えっと……女の子…



「！あの、すみません！！」



清「！あなたが音駒のマネージャーさん…私、3年の清水潔子…よろしくね」



「び、美人さん…！私も見えないかもだけど3年の水無月 A。潔子って呼んでいい？」



清「3年なんだ！うん、私もAって呼ぶね」



日「あぁああああああ！！！！Aもいる！！」



「！翔陽〜可愛いね、お嫁に来る？」



日「えぇ！？」



夜「こら、ナンパしない」



「あはは、ごめんごめん」



音駒高校対烏野高校 因縁の再戦



「「行くぞ」」



開始






黒「ー俺達は血液だ。滞り無く流れろ。酸素を回せ。“脳”が正常に働くために。行くぞ」



「「「「あス！！」」」」



「何あれ…あんなのやってなかったのに」



猫「音駒の“脳”は誰だと思う？」



「…研磨」



猫「うむうむ」



ピィーーーーーーーーーッ



…研磨いいとこ打つけど威力つけたらもっといい感じになる



相手のセッター1年？あ、翔陽スタメン…



ドパッ「……っ目、瞑ってるんですけど！？」



何、あれ



「っあはは…面白！何あの“セッター”！！」



セッターをあそこまで信じきれる翔陽も凄いけど、なんであんなドンピシャにボールを運べるの！？



「…鬼と金棒、か」








「…凄いですね、今の音駒」



猫「お？」



「慣れるスピードが尋常じゃない。…走が翔陽を捕まえるのもだけど、レシーブもどんどん研磨に丁寧に返せるようになってる。…面白い、ほんとに」



…もし、マネージャーになったら



みんなの成長を傍で見続けることが出来る



……なってみる価値はある、ね

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