猫の群れはマネージャーを求む【音駒】

努力 ページ20

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月「あっ僕もう上がるので失礼しまーす」



黒「何！？」



「ナンパ失敗…可哀想に」



黒「るっせぇ！！」



「ほらほらリエーフ、私たちはレシーブ練しましょうね〜」



リ「げっっ」



黒「君MBならも少しブロック練習した方が良いんじゃない？」



「うわゲスい顔…」







「えー、もうギブ？」



リ「………」



「クロもブロック行っちゃったしな…ちょっと外の空気吸ってくるね」







「…あれ、月島蛍くん終わり？」



月「…ハイ、お役御免ぽかったんで」



「てかデカイな月島蛍くん…あ、蛍って呼んでいい？私の名前わかるかな、水無月 A！Aでいいよ」



月「はあ、分かりました」



「…ねぇ、君さ……バレー、好き？」



月「…いえ、別に。ただの部活です」



「ふーん…惜しいね、今のままじゃ翔陽に負け続けるよ」



月「っ！…さっき黒尾さんにも言われましたけど、しょうがないんじゃないですかね〜それは…日向と僕じゃ才能が違いますからね〜」



「へぇ、諦めてるんだ」



月「！……何なんですかあんた」



「君、努力した？全力で、最大限に。…してないくせに負けを認めるなよ。反吐が出る…蛍は体格に恵まれてる。それは翔陽には無いもの…翔陽は体格を努力で補った。蛍も才能で負けてると思うなら少しは努力しなよ」



…あ、やば。【優しい水無月 A】が剥がれる



ニコッ「頑張ってね、やる気ちょっとでも出たらうちのトサカヘッドのとこ行くといいよ。アイツも結構努力の男だから」



月「っ…失礼します」




「……ほんっとに…その身長少しは分けて欲しいよ」





♪…………♪

お読みいただきありがとうございます！！
作者は明日から通常通り学校が始まるため、更新が不定期になるかと思いますがご了承くださいm(_ _)m

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