白鳥沢の病弱お姫様２【HQ】

気づき ページ4

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オバケA「う"あ"あ"あ"」



オバケB「タ"ス"ケ"テ"」



「わぁ、よく出来てるね」



川「ソウダネ」



((((コイツら全然怖がらねぇ……))))



ポンッ「？太一、何？？」



川「え？」



「…あれ、この手………あ、賢二郎だ」



川「wwwwwwwwwwww待って賢二郎髪長wwww」



白「他の客なら俺見た瞬間に飛んで逃げるのになんでお前らはそんな普通なんだよあと太一しばく」



「美人だね、賢二郎」



白「！？」



川「てかもう出口じゃん。じゃあ賢二郎また後で〜シフト終わったら連絡よろしく〜」



「またね」




白「……なんか悪い」



生徒A「…あんなに怖がられないのも悲しい」






川「はい、イチゴオレ」



「え、いいの？」



川「結構歩いたし疲れてると思って」



「ありがとう」



シーーーーーーーーーーンッ



川「あーえっと…悪い、俺と話すことって無いよね」



「え？…そんなことないよ、太一といると落ち着く」



川「！」



「2人でいてよく話すのは賢二郎だけど…太一はなんだか安心出来る。似てるのかな、わかんないけど…太一も親友でしょ？」



川「…はは、そうだね。俺もAといると安心するかも」



「ほんと？嬉しい」



川「…Aって賢二郎のこと好きにならない？」



「？好きだよ」



川「あー…そういうんじゃなくて……
(邪魔しようと思ってたけど…親友の恋くらい応援しないと) どういう人がタイプなの？」



「えっと…優しくて、面白い人かな。あ、あとやりたいって思ったこととかに一生懸命取り組む人とか」



川(うわ…俺全然合ってなくない？いや、別に俺はどうでもいいんだけど)



「ふふ、太一のことでもあるね」



川「…え」



「優しくて面白くてバレー頑張ってる！」ニコッ



川「…ありがとうございます…？」



「なんで敬語？」



白「おい、終わったぞ」



「あ、賢二郎…お疲れ様。ちょっと私ジュース捨ててくるね」



白「走るなよ」



川「…優しくて面白くて一生懸命な人が好きなんだって、A」



白「あ？……お前、俺にそんなこと教えていいのかよ」



川「？なんで」



白「だってお前も好きなんだろ、アイツのこと。敵にアドバイスしてるようなもんじゃねぇか……って、お前俺がアイツのこと好きなの気づいてなかったのか！？…やらかした」



川「……え、俺Aのこと好きなの？」



白「はぁ？？」



川「……ま、じか」カァッ



白「…お前そんな顔できたんだな」

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