ゲームを愛する女子高生、菅原孝支の妹ですが何か？【ハイキュー】 (ページ29)

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話ページ29

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「お兄、私明日部活出れないからよろしく」

菅「え！？！！！？！あのAが部活を休む！？嘘だろ！？！！？！」

「あー…えっと、休むっていうか途中から出る！多分、そんなに時間かからないから」

菅「何すんの？？」

「…中学の、部活のメンバーと話してくる」

菅「！？」

「…進化していく烏野を、もっとちゃんと支えたい。ちゃんと、変わりたい。私だけずっと過去に囚われてる。みんながどれだけ私を仲間だと言ってくれても…きっと根本を取り除かないといけない」

菅「……そっか。Aはほんとに強いなぁ」

「！そんなことない。…頑張ってくるから、孝支も頑張ってね！！」

菅「おう！」ニカッ

『仲間』の大切さが孝支やみんなのおかげでやっと分かった

みんなと一緒に勝ちたい

だから

「お話、しよう」

モブA「…何よ、急に呼び出して。ブロックして来たのはアンタでしょ」

「ねぇ、みんなはさ…まだ、私が悪いって思ってるの？」ニコッ

モブB「はぁ…！？」

モブC「アンタが○○に最後に上げたトスのせいで負けたんでしょ！！！セッターの癖に何も分かってな」

「あれは、普通なら打ててたトスだよ」

モブA「…何、私が悪いって言いたいの？」

「体力が消耗してた？そんなの言い訳にならないよ。君は3セット目まで温存されてた。他のみんなより体力はあったはず。普通なら決めれた攻撃。…なのに、ミスをした」

別に私は攻めたいわけじゃない

「ただ、私は…何も言えなかったから。反論すらあの時しなかったから。これだけは言わせて欲しい、最後に上げた私のトスが悪かっただなんて思って欲しくない」

モブA「っそんなこと言うためにわざわざ連絡よこしたって言うの！？ほんっとアンタウザイ！！いつもいつも私は被害者ですみたいな顔して！」

「部活、真面目に来たことないでしょ。みんな。私は毎日待ってた。みんなは…私を『天才』だと言ったけど、私は天才なんかじゃない。ただ、努力は人より何倍もしたつもり。……私、みんなとバレーするの結構すきだったんだよ」

だから、待ってたんだけど

菅「…A、遅いな」

澤「確かに、そうだな。来るって言ってたんだろ？」

菅「…俺、迎えに行ってくる」ダッ

烏「おい、菅原！？」

清「私、追いかけます」

烏「頼む！………はぁ、菅原は妹のことになると人が変わるな」

武「それだけ大切にしているんでしょうね！」