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story60 ページ11

わたくし走っております。

それはもう全速力で走っております。進行形です。




先程余裕を持って家を出た私ですが、それは所詮“つもり”でしかなかったのか、それともただ単に歩くのが遅かったのか、現在集合時刻を2分程すぎています。いやー何も無いのに遅れるなんて罪でしかない。


でもマイラケにテニスウェアなどなどを持ちながら走るのは、さすがにもう疲れた。しかも私は+αで元ニートという称号を持ってんだぞ!

なら遅刻なんてするなよ、もっと早く家を出ろよ、と皆さんはお思いになることでしょう。それは正論です、正しいのです。

しかあし!遅刻魔というのは遅れないように早起きしても何故か遅刻してしまう生き物なのです!!


そうこれは遅刻魔にしかわからない(開き直り)



はあはあと情けなく息を整えながら集合場所にたどり着くと、停められている車の中からきゃぴきゃぴ(女子力のありそう)女子高校生っぽい(多分蘭ちゃんの)声が聞こえてきた。


お、この車っぽいぞと急いで駆け寄り、車から出てきてくれた毛利さんに謝罪と挨拶。そしてトランクに荷物を入れさせてもらって後部座席に乗り込む。






「おはようございます!」






と助手席から顔を出し元気に挨拶してくれたのは蘭ちゃん。__とコナン君と一緒に後ろに座っているカチューシャの女の子。


鈴木園子と名乗った彼女は、蘭ちゃんと同じクラスで幼馴染だとか。

んでもって彼氏がいるらしい。



ふむ、そうかそうかこいつもリア充か。






________





「いやぁ悪いねぇ!ベルツリー急行で散々な目に遭わせてしまった埋め合わせに、伊豆高原の別
荘に招待してくれるとは!」





走り始めて十数分、というところで毛利さんが話し始めた。






「え、別荘行くの?」






いや待て待て。別荘なんてそんな話は聞いてない。ねえなんで私だけ聞いてないのかなしい!

と思いをコナン君に小さな声で伝える。





「逆に永瀬さんはどこに行くんだと思ってたの?」





するとコナン君もひそひそと返事をしてくれた。






「テニス教えてほしいって言われてきたんだけど。誰かから聞いてない?」

「あーそういえばそんなことも言ってたような言ってなかったような」






僕たちは皆で鈴木家別荘コースだけど、Aさんだけ一人でテニスコース行く?___と、子どもに見せられない悪い笑顔で言うコナン君は、やっぱり悪魔だったのです。

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韓国海苔(プロフ) - 東雲さん» そんな言葉を頂けるとは、嬉しいの極みです……!!近いうちに更新しますね( ´艸`) (2020年5月13日 23時) (レス) id: f33eb6585f (このIDを非表示/違反報告)
東雲(プロフ) - 本編の続き待ってます! (2020年5月12日 12時) (レス) id: 69e2a17ecb (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2020年4月30日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
韓国海苔(プロフ) - うたプリ大好き?さん» コメントありがとうございます!ずみまぜん更新遅くて……そうですよね金曜更新とか言っておきながら、みたいなところありますもんね……ということで宣言通り金曜日に更新させていただきます! (2020年4月30日 11時) (レス) id: f33eb6585f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか? (2020年4月30日 3時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:韓国海苔 | 作成日時:2017年11月5日 1時

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