【日常組】能力者が戦争してる世界にトリップした件について。【らっだぁ運営】

39話 ページ43

らっだぁさんが片目を隠し固まっている
肩が少し震えているように見える


「もう、無理なんだよ！
俺には何も救えない！」

相当気が滅入っているのか、
剣を持ち此方に切りかかってくる


だから争いはやめよって、、、この

『分からず屋！！』

ぺいんとさんの炎の能力をコピーして
剣を作りだす、、、







「首相！緊急事態です！
北都からモンスターが！」

切りかかる瞬間
能力者の一人が駆け寄ってきて言う


見ると北都との間の壁が大きく破壊され
そこから大量のモンスターが来ている


なんでこんな時に、、

「私たちだけでは対処しきれません。
参戦をお願いします！」

今この状態で？！！



『皆、今はモンスターの退治を優先しよう。』

剣を消しそう言うと日常組は頷き
モンスターの方へ走っていく



「今、自分が殺.されるかもしれないのに、
あっちを優先するの、、？」

らっだぁさんが呟く


『勿論、だって
自分の身を案じて仲間を、
住民を守らないなんて
そんな酷い真似私にはできませんから。』

そう言ってモンスターの方へ走る

敵に背を向けるなんて危険だけど

きっと彼らは何もしてこない、
そう確信してるから

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