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35話 ページ39

「それで、
今回東都さんに言いたいことがありまして。」

桃華が口を開く


「東都の国地を西都に譲ってもらえませんか?

大丈夫ですよ、東都の住民さん達も
私たち西都が守りますので。」

コイツは東都も支配しようとしている

西都も支配しきれていないと言うのに


『残念ですが譲る気はありません。

それに西都ではモンスターの襲撃が多く
安全と言えないですし』

西都はモンスターの襲撃が多く
その上首相が仕事をしないため非常に危険だ

そんな所にわざわざ住民を
送り込む馬鹿などいないだろう


「あら、その事なら大丈夫ですわ。

西都にはモンスターを倒す兵器があります
それが住民さん達も守りますよ。」

チラリと俺の方を見ながら言う

その視線が嫌で目をそらす



と、Aが表情を変える

見るからに怒っているようだ





Aがバンっと机を叩いて立ち上がる

その音に驚き全員がAを見る



『、、申し訳ありませんが、
仲間のことを道具として扱う方に
東都は任せられませんので。

今回の話は破棄させて頂きます。』


ニッコリと笑い告げる
その笑顔には恐怖さえ覚えた

というかぺいんとめっちゃ動揺してるし


「、、、、そう。

なら、奪ってみせるわ。」

桃華を不敵に笑い言う

欲しいものは絶対手に入れないと気が済まない
そんな性格、、、うざ←


『そうですか、そうですか

なら私たちも西都を、皆さんを
全力で 救わせていただきますね。

それでは失礼します。』

俺に視線を向けて笑った

その言葉にドキリとした



深々とお辞儀をして部屋から出る

ぺいんとも戸惑いながらついていく


荒々しく扉閉められ沈黙が流れる



「チッ、、、、らっだぁ。」

桃華が舌打ちをし、俺の名前を呼ぶ


「東都を手に入れなさい、絶対に
アイツらは殺.しても構わないわ。戦争よ」


あぁ、本気みたいだ

日常組とは出来るだけ争いたくなかったけど



家に戻り皆に同じことを伝える
皆何処か分かっていたのか驚いてはいなかった


「嫌だなぁ、」

レウさんがポツリと呟く
その言葉に皆何も言えなかった

レウさんは戦争など好きではない
まぁ、それは俺たちも同じだけど






日常組とは首相が変わる前は
とても仲良くしていた

そんな奴らを殺.さないといけない
それは本当に辛い

いっそのこと

『誰かを殺.す前に、俺を殺.してよ。』

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匿名 - こちらの作品の2話あたりの部分をある漫画で見たことがあるのですが…。パクリなら早めに消した方がいいかと思います。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: d7b158b17b (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - YねぎYさん» ありがとうございます! (2018年12月26日 11時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
YねぎY - すごい好きです!頑張ってください! (2018年12月25日 16時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - nana☆さん» ありがとうございます!非公開にしたままでした、、ご指摘ありがとうございました! (2018年12月24日 12時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
nana☆(プロフ) - あ、37でした!すみません汗 (2018年12月24日 12時) (レス) id: 28de7e7cc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死霊 | 作成日時:2018年12月16日 9時

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