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33話 ページ37

らっだぁside

東都との会談前日

俺は首相に呼ばれ首相部屋へ向かった


まぁ、大体内容は分かってるけども




「何で東都をつぶしにいかないの!!?」

部屋に入った途端首相が叫ぶ

あー耳が痛い


「、、そんな命令なかったしね。

命令以外は動くな、じゃないの?」

命令がなかったことは事実だ

だから俺らも動かなかった


桃華は顔を真っ赤にして怒り

「私に逆らうな!!」

と叫んで俺に能力を使った


痛覚を操作する能力


これは本来人に使ってはいけない能力だけど
コイツは気にもしていないのだろう




首相の手には俺の心臓に見立てた物体が
強く握られている


「逆らったこと後悔しなさい。」

そしてそれを強く握った


「っ、、あ¨、、、、」

心臓に強い痛みを感じ床に崩れ落ちる

心臓を握りつぶされるようなそんな痛み

呼吸がしにくて苦しい


「アンタは!私の道具なの!!」

「、っ、、、、、ゲホッゲホッ、」

鳩尾を強く蹴られて噎せる

口からツーっと何か伝っている


心臓が痛く体が重く
立ち上がることができない



「この!!」

首相が腹を思い切り蹴る

そのまま蹴り飛ばされ壁にぶつかる


首相が俺の髪を掴んで無理やり
起き上がらせる


「アンタの仲間に手を出さないのは
私の気まぐれだから。

いつ殺.すかも分からないのよ?」

そう言ってニヤリと笑い言う



ふざけるな


首相を突き飛ばし
壁にもたれながらなんとか立ち上がる


「アイツらには、、手をだすな、」


アイツらは、俺が絶対、助ける

お前なんかに殺さ.れてたまるかよ、



「いつ死ぬかわからない雑魚を庇うなんて
アンタも滑稽ね。」

そう嘲笑うように言う


その言葉に何故か言い返すことができず
ただ睨むことしかできなかった

嫌な笑みを浮かべながら
首相が部屋を出て行った


俺も部屋から出ようと立ち上がるが
足元がふらつき地面に崩れ落ちる

自分でも呼吸が荒いことがわかる


『、、、アイツらが帰って来る前に、
怪我どうにかしないとなぁ、、』


そしてなんとか立ち上がって
部屋から出た





皆はまだ帰ってきていなかった

良かったぁ


『さて、早くしないとな。』


今回はそこまで傷はなかった

腕や腹に少し痣ができた程度だ

これなら隠せるから大丈夫だ



『はーー、疲れたー。」

傷は大丈夫そうでも、
体は大分疲れていて立っているのも辛い


『いいや、ちょっと寝よ、」

ソファに寝転び目を瞑る

明日会談か、、わ、面倒くさ 、

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匿名 - こちらの作品の2話あたりの部分をある漫画で見たことがあるのですが…。パクリなら早めに消した方がいいかと思います。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: d7b158b17b (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - YねぎYさん» ありがとうございます! (2018年12月26日 11時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
YねぎY - すごい好きです!頑張ってください! (2018年12月25日 16時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - nana☆さん» ありがとうございます!非公開にしたままでした、、ご指摘ありがとうございました! (2018年12月24日 12時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
nana☆(プロフ) - あ、37でした!すみません汗 (2018年12月24日 12時) (レス) id: 28de7e7cc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死霊 | 作成日時:2018年12月16日 9時

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