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30話 ページ34

数分程話していた


すると突然首相さんが怒鳴り声をあげる

そしてらっだぁさんに向けて手を伸ばすと
首相さんの手に赤い物体が握られている


そしてそれを強く握ったと思うと
らっだぁさんが膝から崩れ落ちる

苦しそうに小さく呻き声を上げ
肩で息をしている


『、、っ何にして「静かに。」』

声を出そうとしてしまったが
死神さんに口を塞がれて何とか出さなかった


首相さんはうずくまるらっだぁさんを
何度も何度も蹴っている

正直見ていられなくて、
頭が痛くなってきた。


らっだぁさんが大きく蹴り飛ばされて
壁にぶつかる

小さく、肩で息をしている


首相さんがらっだぁさんの髪を掴み
顔を寄せて何かを喋る

するとらっだぁさんは顔を青くし、
首相さんを軽く突き飛ばして睨みつけている


ふらつきながらも立ち上がり
何かを話している


首相さんは嘲笑うような顔をし
何かを言って部屋から出て行った



らっだぁさんはその場で立ち竦んでいたが
地面に崩れ落ち何とか膝をついている


そして何とか立ち上がり、
ふらつきながらも部屋から出て行った




「、、、、マジかぁ、、」

死神さんが絞り出したような声を出す

私はあまりのショックに声が出せなかった




「戻ろ、皆が待ってる。」

『、、は、い。』


何とか声を絞り出し立ち上がる

手が微かに震えている気がする






建物から出るときも見つかることなく
出ることができた

そして家に戻る



「お帰り。」

「怪我はない、、?」

「、、どうだった、?」

待っていた皆が口々に言う


皆に撮った動画を見せる

音声は色々弄らないと聞こえなさそうだが
一応小さくは入っていた


皆真っ青な顔をして、悔しそうな顔をして
画面を見つめていた

動画が終わっても誰も口を開かなかった
いや、開けなかったのだ

ぺいんとさんが立ち上がり
壁を腕で強く叩く

その顔は怒りと悲しみが入り混じった
そんな顔をしていた


「ふざけんなよ、、、」

ぺいんとさんが小さく呟く
その声は震えていた


「、やっぱり西都は黒だったね。」

トラゾーさんが怒りのこもった声で呟く


「早く、助けないと、、、」

死神さんも泣きそうな声で言う



「こんな事が分かったばかりで辛いけど、
A明日、西都との会談がある。」

クロノアさんが言う

は、マジかよ、、無理だよ、、


「そこでは何もしないで。様子を見て。」

クロノアさんに言われ頷く


やばい、クソ怖いんだが

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匿名 - こちらの作品の2話あたりの部分をある漫画で見たことがあるのですが…。パクリなら早めに消した方がいいかと思います。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: d7b158b17b (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - YねぎYさん» ありがとうございます! (2018年12月26日 11時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
YねぎY - すごい好きです!頑張ってください! (2018年12月25日 16時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - nana☆さん» ありがとうございます!非公開にしたままでした、、ご指摘ありがとうございました! (2018年12月24日 12時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
nana☆(プロフ) - あ、37でした!すみません汗 (2018年12月24日 12時) (レス) id: 28de7e7cc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死霊 | 作成日時:2018年12月16日 9時

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