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23話 ページ25

『っ!危なっ、、」

らっだぁさんは細かく、そして鋭い氷を
作り出して次々と投げてくる

ギリギリの所で避けているがもう危ない



「あ、しまった。」

変な方向にずれた氷が家の屋根にあたり崩れる
その下には小さな女の子、、


『!危ない!!』

らっだぁさんに背を向け走り出し
その子の前に滑り込む

そして落ちてきた家の屋根に短刀を突き刺す
すると粉々になり当たることはなかった


『大丈夫、、?早く逃げな。』

そういうと女の子は頷き
少し向こうにいた母親の方へ走っていく




「、、、、はぁー、、」

その様子を見ていたらっだぁさんが
大きくため息をつく


「、、きょーさん、みどりくん、帰るよ。
なんか冷めちゃった。」

私にクルッと背を向けていう


二人は驚いた顔をしたけど
何も言わずに壁の上に飛ぶ


「今回は見逃すよ。

でも次はないから、それじゃあまたね。」


呑気な口調で言い姿を消す


彼らの姿が見えなくなったら
緊張がほぐれ地面に座り込む


怖かった、、、、



『そうだ、皆大丈夫、、?!』

一番ボコられていたぺいんとさんへ近づく

ぺいんとさんは強く頭をぶつけらしく
出血しているようだ

治癒のポーションが切れてしまっているので
治癒能力で回復をする

上級の治癒は使えないけど、、


「ぺいんとさん、大丈夫ですか、、?」

死神さんがぺいんとさんの顔を覗き込んで言う


「ってぇ、、、、」

ぺいんとさんが頭を抑えて立ち上がる

立ち上がることができるようで良かった



「お前らは大丈夫?特にAは、?」

『はい、何とか、、。』

受け身を取った時の腕が痛いが
そんなに酷い怪我はない


「らっだぁの野郎、何がしたいんだよ、、」

ぺいんとさんが呟く


「何故かAばかり狙ってるよね。」

「何か目的でもあるのか、、、?」

クロノアさんとトラゾーさんも
首を傾げている


私と彼とは初対面だし交流もない
恨まれるようなことしてないのに、、、



「取り敢えず帰りましょ、、?」

死神さんの声に皆頷く



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匿名 - こちらの作品の2話あたりの部分をある漫画で見たことがあるのですが…。パクリなら早めに消した方がいいかと思います。 (2019年1月15日 1時) (レス) id: d7b158b17b (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - YねぎYさん» ありがとうございます! (2018年12月26日 11時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
YねぎY - すごい好きです!頑張ってください! (2018年12月25日 16時) (レス) id: 5c318f5528 (このIDを非表示/違反報告)
死霊(プロフ) - nana☆さん» ありがとうございます!非公開にしたままでした、、ご指摘ありがとうございました! (2018年12月24日 12時) (レス) id: 5abc3a78ce (このIDを非表示/違反報告)
nana☆(プロフ) - あ、37でした!すみません汗 (2018年12月24日 12時) (レス) id: 28de7e7cc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:死霊 | 作成日時:2018年12月16日 9時

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