【日常組】能力者が戦争してる世界にトリップした件について。【らっだぁ運営】

15話 ページ17

「Aちゃんも武器と装備
一つずつくらいは持ってたほうがいいかも。」


死神さんに言われて探してみる

全ての武器や防具は美しい装飾がされていて
色々と目移りする

『わ、これ綺麗、、』

そのブレスレットは銀色の枠に
真っ赤な宝石がはめられている

「お、綺麗だね似合いそう。」

ぺいんとさんが言ってくれる


「お客さん、決まりました？」

お店の奥から小さな女の子が出てくる

『ん？女の子？』

なんでこんな小さい子が


「この人こう見えても20過ぎてるんだよね」

え、まじかよ、、


「昔不老の魔法かけられちゃってさ
それからこのままなんだ。」

女の子が言う

まじか、凄いなぁ、、


「お、それにするの？いいねぇ
防具や武器は使う人間に共鳴するって言うし
それは素晴らしいと思うよ。」


へぇ、共鳴かぁ、、、


『それじゃ、これにします。』


「そう、じゃあ武器も探しておいで。」





武器も驚くほど沢山あり迷ったが
結局30センチほどの短刀を選んだ

これも赤色の宝石が縁取られており
なかなか綺麗でかっこいい


「よし、決まったかな。
じゃそれを持って立ってくれる？
あ、名前はなんだっけ？」

『あ、Aです。』


私の名前を聞くと頷き
何か呪文を唱えている

すると宝石が明るく光り輝き
宝石の中が水が入っているように動いている

そしてそれぞれに私の名前が記されている


「今のでこの二つに君の魔力が入った。
だから持ち主の君に共鳴すると思うよ。」

なるほど、凄いなぁ、まじでさ、、、

『それじゃあ、また。』

「うん、またね




未来の救世主様。」


彼女の呟きは風に流されて
私たちには届かなかった

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【武器屋について】

武器屋は国に一つか二つしかない

その店の店主は全て同じ血筋

防具を装備することで
自分の能力を強化することができる

武器も上手く共鳴できれば
攻撃力が大きく上がる

武器には自分の名が記される

持ち主以外も使用できるが
持ち主が使用する方が攻撃力が高い

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