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気づけば外は真っ暗で社内もすっかり静まり返っていた
「あ〜〜〜！疲れた！！」
私は椅子に座ったまま大きく体を伸ばした
よし、あと少し頑張ろう！
『随分と頑張り屋さんだね』
背後からひょっこり現れたのは編集長だった
「わっ！！ビックリさせないで下さい！」
『はい、これどうぞ。ちょっとは休憩したら？』
そう言って編集長はコーヒーを渡してくれた
『あ、ブラック飲める？』
「はい。むしろブラックしか飲まないです…ありがとうございます。」
『なら良かった』
編集長はコーヒーを飲む私をみて嬉しそうにニコニコしていた
「あの...編集長こんな時間にどうしたんですか？何か忘れものですか？」
『その編集長って呼ばれるのなんか嫌なんだけど』
「あ、すみません(ってか私の質問無視かよ)」
『じゃあ健人って呼んでよ』
「え、そんな下の名前で呼びすてなんてできないですよ！私は部下ですし他の社員の目もありますので…」
『じゃあ2人きりの時だったら健人って呼んでくれる？』
「え...そんな急に呼べるかな…」
『ちょっと俺のこと呼んでみてよ』
「えっ、け、健人...さん」
『うわっ！可愛いっ！』
なんか...からかわれてるのかと思ってたけど...
名前で呼んだだけで、そんな嬉しそうにされたら調子狂っちゃう
『じゃあ俺もAって呼んでいい？』
俺もってゆうかあなたが無理やり呼ばせたんでしょうが。
「別にいいですけど…2人きりの時だけにして下さいね？変な誤解されちゃうんで」
『俺は誤解されても全然平気だけどねっ』
「冗談ばっかりやめて下さいっ」
『全然冗談じゃないんだけど』
「えっ？」
『だから今日も言ったでしょ？俺はずっと君に会いたかったって』
「あの、その話なんですけど…私ほんとになんの事か覚えてなくて…」
『ねぇ、もっかいキスしていい？』
「え！だ、ダメです！」
『えー！昼間の続きしようと思ったのになー』
「なに言ってるんですか！てゆうかさっきから私の質問に全然答えてくれてないんですけど」
purururu...
『Aの携帯鳴ってるよ？』
「あ、すみませんっ」
画面をみてみると勝利からの連絡だった
『電話、出ていいよ。仕事のことなんじゃない？』
「では、失礼します」
私が勝利からの連絡をとると、彼は手を振ってどこかへ行ってしまった
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PEACH(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！とても嬉しくて励みになります。ご期待に添えるよう更新頑張りますね！ (2018年8月31日 6時) (
レス) id: c9dd77ba58 (このIDを非表示/違反報告)
M - こんばんは。久しぶりにハマる小説に出会いました。読む度に次が気になって気になって仕方がないです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってくださいね。待ってます。 (2018年8月31日 4時) (レス) id: b5553bf880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PEACH | 作成日時：2018年8月1日 9時
