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昼休憩を終え、プロジェクトチームのみんなで会議室へ向かった
ー会議室
『改めまして。今回のプロジェクトのリーダー兼編集長をさせていただきます。中島健人です。よろしくお願いします』
淡々とした挨拶から会議が始まった
中島編集長は完璧にまとめられた企画提案を披露し私達にも的確なアドバイスをくれたり、とにかく頭の良い人で私は思った以上に感心してしまった
この人、本当に仕事できる人なんだ...
気づけばあっとゆう間に次の企画の担当を振り分けられて会議は終わっていた
私は自分の資料をまとめて会議室を出ようと席を立った
『あ、Aさん、ちょっといいかな？』
呼び止めたのは中島編集長だった
「え、私ですか？」
みんなが会議室から出ていき私と中島編集長の2人きりになった
『そっち座っていい？』
「あ、はい！どうぞ！」
そう返事をすると中島編集長は私の隣の席に腰をかけた
「どうかしました？」
中島編集長は黙ったまま私の方をジッと見つめてうっすらと微笑んでいた
「え、なんか顔についてます？」
近くでみる中島編集長の顔はとても綺麗で不覚にもドキッとしてしまった
『ずっと君に会いたかった』
「...へ？」
私は中島編集長の思いがけない言葉に驚き、なんとも間抜けな声が出てしまった
「あ、あの、どこかでお会いしましたっけ？」
『ん〜会ったとゆうか、俺の片思いだったのかな』
話が全然わからなくてついていけない
「すみません、もし会ったことあるんだったら私あの、その、あまり覚えてなくて...」
『ふふっ。いま俺のこと覚えてくれたらそれでいいよ』
「それは、もちろん。編集長ですから」
『ねぇ、いま彼氏いるの？』
「えっ？」
私が「いないです」と返事をする前に中島編集長は私の手をグイッと引き寄せ私の唇にキスを落とした
煙草と香水と柔軟剤の香りが混じったような匂いが私の鼻を通り抜けた
「っ？！なにするんですか！」
『顔真っ赤だよ。笑』
「からかわないでください。」
『ごめんごめん。笑 怒った？』
「少し」
『でも彼氏いないんでしょ？』
「まぁ...それはいないですけど」
『じゃあ俺が君の彼氏に立候補する』
「だから、からかわないでください！」
私は会議室を飛び出した
『俺は全然からかってるつもりねぇけど...』
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PEACH(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！とても嬉しくて励みになります。ご期待に添えるよう更新頑張りますね！ (2018年8月31日 6時) (
レス) id: c9dd77ba58 (このIDを非表示/違反報告)
M - こんばんは。久しぶりにハマる小説に出会いました。読む度に次が気になって気になって仕方がないです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってくださいね。待ってます。 (2018年8月31日 4時) (レス) id: b5553bf880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PEACH | 作成日時：2018年8月1日 9時
