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『あ、俺ちょっと先に風呂入ってきていい？』
「あ、うん！全然！私に構わずごゆっくり」
『シャワーだけサッと浴びてくるわ！適当にしててー』
「はーい」
こんな落ち着かない場所で1人にされても何していいかわかんないな…
「あ、そう言えば…」
放置していた携帯を覗いてみると健人さんからもの凄い数の着信があった
「やば...あ、留守番も入ってる...」
留守番には��A、ちゃんと話がしたい。連絡待ってる��と、落ち着いたトーンで話す健人さんの声が残されていた
「そんな事言われてもなぁ...」
あんなの見たら話すどころか会うのも気まずいよ...
そんな事を考えていると、シャワーを浴びた風磨くんが部屋に戻ってきた
『あー！最高！！気持ち良かった！！！！Aもシャワー浴びてくる？』
「あ、じゃあお言葉に甘えて...」
『着替え、俺のTシャツと短パンで良かったら置いとくから使って！』
「何から何までありがとう。泣」
私は風磨くん家のお風呂を借りてシャワーを浴びた
嫌だった事も全部シャワーが流してくれた気がして、少しだけ気持ちがスッキリした
「風磨くん、シャワーありがと！あと、服も借りたよ！」
私はバスタオルで髪を拭きながら部屋に戻った
『Aが俺のTシャツ着ると、ワンピースみたいだな。笑』
「借りといてなんだけど、Tシャツぶかぶか...」
『ごめん、正直めっちゃ萌える。笑』
「やめてよ、変態。笑」
『ね、Aこっち来て？』
「ん？なに？」
『ドライヤーしてあげる』
私が風磨くんの隣に座ると、後ろから風磨くんにしっかりとホールドされてしまった
私は風磨くんの足と足の間にすっぽり埋まったまま、風磨くんはドライヤーで髪の毛を乾かしてくれた
私の髪をとかす風磨くんの指先は、とてと綺麗で優しかった
『はい！乾いたよ』
風磨くんは私の髪を指で溶かしながら言った
「ありがと...」
私は少し恥ずかしくて下を向いたままお礼を言った
『あれ？A照れてるの？顔真っ赤だよ？』
「て、照れてないし！お風呂上がりだから、まだ暑いだけだもん...」
『はいはい。笑』
風磨くんは笑いながら、隣にいる私の頭を自分の方に引き寄せて、優しく髪を撫でてくれた
やめてよ...
こんなことされたらドキドキしちゃうじゃん...
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PEACH(プロフ) - Mさん» ありがとうございます！とても嬉しくて励みになります。ご期待に添えるよう更新頑張りますね！ (2018年8月31日 6時) (
レス) id: c9dd77ba58 (このIDを非表示/違反報告)
M - こんばんは。久しぶりにハマる小説に出会いました。読む度に次が気になって気になって仕方がないです。お忙しいとは思いますが、更新頑張ってくださいね。待ってます。 (2018年8月31日 4時) (レス) id: b5553bf880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PEACH | 作成日時：2018年8月1日 9時
