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チェックインの時間は15時以降にしているけど、何時に来てもらっても対応はできる。
私が受付にいればいつでも。
暇を持て余しているようで、私の1番の仕事かもしれない。
お客様が来られたら、まず笑顔ですぐにお出迎えする。
これがうちの民宿のウリ。
元気な笑顔だけは、母にも負けていないと思う。
昼ご飯も食べ終わってのんびりとした午後2時過ぎ。
順調に走っていれば、この島への船の定期便が港に着く頃だ。
早ければ、安井さんこの船に乗ってくるかもしれない。
笑顔で迎える準備はいつでもオッケーだ。
構えていると、やっぱり誰かこっちに歩いて来るのが見えた。
ただ、遠目に見えた見慣れない光景にちょっとだけ驚いていたりする。
たぶん、歩いてくる人は男の人。
それはいいんだけど。
とにかく目がチカチカしそうな原色を散りばめた服がまず目を引いた。
そして、それに負けない派手な金髪と、クルクルに当てられているパーマ。
まるで犬みたいな頭。
そしてどちらかと言うと小柄な男の人は、大きなリュックを背負っているのか、背負われているのか、という出で立ちでこちらに向かってくる。
なんだか、すごい大変そう。
そして、この島の中でダントツに浮いているように思えた。
でも、明らかに島の住民ではない人が、大きな荷物を持ってこちらに歩いてくるという事は、たぶんうちのお客様だ。
風変わりな人に近づくのは少し勇気がいるけど、私は受付から出て彼の元へと近づいた。
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∞みくちー∞(プロフ) - 今まで沢山の方の沢山の作品を読んできたけど、この小説が1番心に沁みました！設定も自然で、すごく読みやすかったです♪ (2015年9月13日 18時) (
レス) id: d1bc34f985 (このIDを非表示/違反報告)
安子LOVE♪(プロフ) - 最後まで読ませていただきました！本当にありがとうございましたm(_ _)m読んでいると、本当に実話なんじゃないか？と思うくらい胸がキュンキュンしました(///∇///)話の終わりもスゴく素敵でした！これからも応援しています!!がんばってください(^o^) (2015年9月8日 21時) (レス) id: cfbcf1d961 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 完結おめでとうございます。ヤスは本当に海が似合いますよね！年に一度しか会えないなんて織姫と彦星みたいで、この前の七夕に願いを。思い出しました！素敵なお話ありがとうございました。残りわすがですが楽しみにしていますね！！ (2015年9月7日 17時) (レス) id: afdfce2af6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんちぱ(プロフ) - 情景が目に浮かびます。クジラとペンギンを聴きながら読むこの作品は本当に最高でした！ (2015年9月7日 17時) (レス) id: 4717b36750 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - リアル感満載でしたー。ホントにヤスくんてこんな感じなんちゃうかなーって。ヤスくんの誕生日、ワタシは免停の講習日…エエーッなんか嫌（笑） (2015年9月7日 14時) (レス) id: 452c6ad3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎみっく
| 作成日時：2015年9月2日 14時
