ゼロディスタンス ページ12
やっぴー
テンション高すぎて、さっき店内でスキップしてたらオーナーさんに怒られてもうた
シュン
ま、ええわ
そんなことより早よ神ちゃん来ーへんかな
「いらっしゃいませー」
神ちゃん？！
ちゃうわ
まだ10時半やから来ないのはわかってんねんけどー
仕方なく()仕事をしてたら！
「いらっしゃ、、神ちゃん！！」
「お待たせ！」
「いやいや、全然大丈夫！！
ほな着替えてくるわ！」
「お待たせー♪」
「今日は荷物多いんやね」
「やって泊まりやもん！」
帰り道はウキウキしてたくさん喋ってもうて、
「しげ、そんな楽しみなん？」
って
「楽しみに決まっとるやん！！」
「ほらついたで」
「ただいまー」
「ここ俺ん家！！」
「ええやん、ほぼ毎日来てるんやし」
「ま、まあ、ええけど
コーヒーでええ？あ、でも夜やからちゃうのにする？」
「コーヒー！神ちゃんとずっと居たいから！」
って俺、変なこと言うてへんやんな
最近自分でもよう分からんくなってきた
「はい、」
「ん、ありがと」
「いいえ、」
「何する？トランプか、神ちゃんゲームするんやろ！俺ゲームとかよう分からんけど神ちゃんが好きなことならなんでも好きやで！」
「あ、あのさっ」
「ん？」
珍しく神ちゃんが俺の話を遮った
普段なら、神ちゃん聞き上手やから、お喋りな俺の話いつまででも聴いてくれるんやけど
「その、、」
その顔。
俺が違和感を覚える時の寂しそうな表情
そこでやっと気がついた
俺が神ちゃんに言ったこと。なんでも相談してやって
俺、神ちゃん家に泊まれるのが嬉しすぎて浮かれてたわ。
「ええよ、いつまでも待ったる」
「へ？」
俺は勝手に神ちゃんのソファに座り、手を広げる
「話したい時に話せばええ、
俺はずっとここにいるから」
そうや、俺は神ちゃんのためならいつまででも待てる
少し俯きながらこっちに歩いてきて、俺の隣にポスっと座る
、、、待って
いつまででも待てるとは言った
が、しかし、このゼロ距離な感じは俺の心臓が持たへんぞ
これまで、テーブルで隣とか真正面とかに座ったことはあるが、こんな近いのは初めて。
そんなドキ ドキしっぱなしの俺に構わず、
というか、気づかず
「あ、あんな、俺
*
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龍(プロフ) - non westさん» コメントありがとうございます！ご期待に添えるよう頑張ります！！ (2021年1月26日 23時) (
レス) id: 8545e123bb (このIDを非表示/違反報告)
non west(プロフ) - はじめまして！お話の続きとても気になり、更新楽しみにしてます！頑張って下さい^_^ (2021年1月25日 23時) (レス) id: 6317775239 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Tomo_yui | 作成日時：2021年1月24日 12時
