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A.




あれから淳太くんが横山さんに連絡してくれた。

淳太くんたちが日用品を買って急いでこっちに来てくれた
その時にはともも落ち着いていた


望「あ、車きたで」

流「あれ、横山さんちゃうん」


確かに運転席に座っているのは安田さん


照「んーなんでやろ」



安田さんがこっち見てにこにこするから間違いではないんやろうけど



安「おまたせー、待った」

淳「いえいえ、ありがとうございます」

崇「なんでヤスなん?」

安「まぁ見とき」




車に乗ってとりあえずついていく



大「こっち家ちゃうくない?」

安「ちゃうよ、ほらあそこ見えてきた」

崇「R&N?」

安「そ、俺の幼馴染がやってる店やねん。人気ブランドなんやで。ちょっとお高めなんやけど幼馴染価格&とも価格で安く買わせてくれるっていうから」

淳「へぇー、ありがとうございます」



横を見るとお目目がキラキラのともが、、



照「安田さん、ともがめっちゃ楽しみみたいな顔してますが、、」

安「そりゃそうやろ、ともはどっくん大好きやからね」

照「ともそうなん?」

と「うん!」



まだ家にきて2日目やけどこんなにたのしそうなとも初めて見た

いや、そもそも笑顔すらまだ見てなかったか




安「ついたで」




皆で安田さんの車から降りて店内に入る

天井高くまで陳列された個性的なファッション

安田こういうの好きそうやな
ってかともこんな派手派手の出えんか?



なんて心配はよそに早速いろんな服を見て回ってる

でも残念。ここはメンズのエリアやからなぁ




錦「とも!いらっしゃい。ええ子にしとったか?」

と「しとったよ。みて!とものお兄ちゃんたち!」

錦「お兄ちゃんいっぱいやなぁ」

と「淳太くんでしょ、たかくんでしょ、あっくん、だいちゃん、りゅうせ、のんちゃん!
あ、のんちゃんはお兄ちゃんやなくて弟か」



えっ、な、名前を呼んでくれた

横を見れば同じく驚く5人



安「みんな固まっちゃってどうしたん?」

淳「え、あ、いや。ともが俺らの名前呼んでくれたの初めてなんで」

大「いや、声出したんも自己紹介の時だけやで」

安「ともは人見知りやからね。うちんとこには3ヶ月くらいおったんやけど、3日もあれば信頼してくれる人には喋ってくれるで。まぁ、同世代の子とは喋んなかったし大人も俺とどっくんにしか基本は喋んなかったけど」



俺らも頑張らななぁ




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作者名:Tomo_yui | 作成日時:2020年5月20日 2時

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