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__小さな命__ ページ6

side義勇
寒い冬の季節となった。さっきからAの様子が変だ
義勇「A、食欲ないのか?」
「…うん、さっきから気持ち悪くて…オエッ…」
最近、Aが台所で苦しそうに吐いていた。
顔色が悪く…俺は心配になって医者を呼ぶことにした。病気になったら大変だ

医者「奥さん、最近吐き気が酷いと
義勇「昨日からこの症状で」… …」
医者の先生も気難しそうにした
医者「だったら助産師に見てもらった方がいい…
義勇「どういうことですか……?」いいから、奥さんを」
俺は医者の言う通りにしてAを抱え
義勇「歩けるか
「少しなら…ッ」…無理すんな」
片足が義足なためゆっくりと進む。

女医者「冨岡さん、冨岡Aさん!中へ」
診察室に入ると、優しそうな叔母さんがいた。体調を聞くと、
"ベットの上にいてちょうだい。"
ゆっくりとベットに乗せられた。聴音機でお腹を中心に見てもらった。そしたら…

女医者「旦那さん、めでたいね。奥さん、腹に子を身篭っているよ」
冨岡「…!」
バシンっと俺の肩を叩かれる。
冨岡「…!先生とお館様に報告しよう」
Aのお腹を優しく触れた。俺とAの子が…いるとは、嬉しいことだ。

__温泉のご招待__→←_手紙_



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作者名:月の舞 | 作成日時:2021年2月5日 23時

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