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義勇「気がついた時には選別が終わっていた。確かに俺とAは確かに7日間生き延びて選別は受かったが…目を覚ましたAに"あのあと、錆兎はどうなった?"と言うと…」
チラリと私の顔見て
義勇「Aが震えながら過呼吸になりそうな…そんな顔で…俺に抱きつき大粒の涙を流したことをはっきりと片隅に覚えている。それで知ったんだ」
「…果たして選別に通った私達は言えるだろうか…私も深く後悔や鬼に対する怒りが蓄積していた。私も堂々と柱としていい人ではない…痣が出たのも偶々だろうし…」
義勇「もう俺達(A)に構うな…時間の無駄だ」
side炭治郎
きっと義勇さんとAさん…自分達が死ねば良かったと思っているんだなあ…痛いほど分かる。
Aさんも立派にしているけど…本当は辛い気持ちと誤ちや怒りが蓄積しているなんて…よっぽど自分達よりも生きていて欲しかった大事な人が2人より早く死んでしまったり、それこそ自分を守って死んだりしたら抉られるように辛い。
俺も錆兎に稽古つけてくれたから…不思議な体験だった…もう死んでしまっていた筈の彼らが俺を助けてくれた。そうか…錆兎は義勇さんやAさんと一緒に選別を受けていたのか…生きていたら2人と同じぐらいの年になる人。
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作者名:月の舞 | 作成日時:2020年6月17日 18時