美男美女 ページ37
祐「…。」
店員「あの…コーヒー、もう一杯いかがでしょうか……？」
祐「あ、あぁ…お願いします……ブラックで。」
そういって店員(♀)はまた奥へと入っていった。
奥で、何やら話声が聞える。
『ねぇねぇ!!あの女の子、すっごくかわいいし、男の子２人、超美形!!』
『あ!!あたしも思った!!』
『さっき話してきちゃった♪声とか超好み…❤しかも、ブラックだって!!』
・・・。
女ってホント分からない生き物だな。
貴「ねぇ!!ユーキ、いくつ買っていいのー？」
祐「…今はいくつほしいんだよ。」
貴「私、２個!」
べ「王子も２個、」
奥で『王子だってー!!かっこいー❤』など聞えた気がするが、まぁいいとしよう。まだ…。
祐「はいはい…４個な。買っていいぞ。」
まて、これじゃあ俺がまるで保護者みたいじゃないか。←
貴「やったー♪すみませーん、これください!」
店員「(あぁ…この子かわいいなぁ…)はい、…あ、もしよろしければ、こちらのケーキもお勧めですよ〜。もしよろしければおまけに一つお入れしましょうか？？」
貴「え、えーと…」
視線を俺に送る。きっとこれは、『早口でなんて言ったか分からないから、通訳プリーズ；』と言った感じだろう。
祐「あ、お願いします。」
遠くからだったけどとりあえず声をかけて入れておいて貰った。もらえる者はもらっておいた方がいい。
席について、早速ケーキを食べ始めた。
貴「んーー!!!!!?????超おいしー❤ルッスのもおいしいけど、こっちのもおいしー♪はぁ…幸せ…。」
こういう純粋な奴は、店員の受けはいいだろうな。
奥から『やっぱあの子、チョーかわいー❤』などと聞える。
おい、お喋りしすぎじゃないか？
貴「そーだ…これマーモンにで…スクアーロは……うん、昨日の仕返しであげない(｀･ω･´)それで、レヴィおじさんは……アップルパイも食べなかったしいらないかな。兄さんは食べない、モスカは食べれない。ルッスにはこれ(おまけで貰った奴)をあげればいっか!!よっし!!食べるぞ〜♪」
そういってケーキにぱくついていた。
(このあと、ベルとAに飲んでいたコーヒーを少し分けたら大変なことになったのはいうまでもない。)
―夜―
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：シェルロッタ | 作成日時：2012年5月14日 20時
