REBORN ―己の使命。そして存在― (ページ26)

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浴衣ページ26

祐「……って…」

これがアイツの言ってる過保護ってなっちまうのか。(ですね。)

自分以外、誰もいない空間。

立ち込めるのは温かくなった空気と湯気のみ。

こういう場では、物事がゆっくりと考えられるものだ。

さて、この先どうするかな―――――――

―――

部屋に入ってまず言われたこと。それは…

全「｢｢遅。｣｣｣

(※口調や一部の人を除いています。)

祐「悪いな、これでも純粋な日本男子だ。」

自分でも何言ってるか分かんないけど、まぁ適当に答えておけばその場をしの

貴「ﾊｧ？意味分かんないし!!私よりお風呂遅い人とか、初めて見た!!」

…げなかった。

ってか、その物珍しそうな目で見るのやめろ。

祐「…ってか、…来てんだな……浴衣。」

全員、浴衣を来ていた。

いや、温泉を入った後だ。浴衣を着ていてもおかしくはないな。うん。

でも…何故だろう…。

祐「おい…、」

ル「どぉ～？似合ってるでしょ～♪」

皆○んでる…

祐「似合ってるもなにも……浴衣は左が上だ。なんで右が上になってるんだ。し

かも全員。」

うへぃ＾ｐ＾

―――

祐「ここは、こうだ。…それでこっちは…」

ユーキが皆の浴衣を直してる。

私はユーキの説明で頑張って一人でなんとか出来た。

貴「ねぇ～、スクアーロー…いい加減髪切ろうよ～…私より長いからなんかむか

つくんだけど…。」(←嫉妬？)

ス「あぁ？これはこのままでいいんだぁ…。」

貴「なにそれ？髪質もいいし……羨ましいなー…色もきれいだしー…。もしかし

て髪命？まさかの女パターン？」

変な話をしながらスクアーロが(ほぼポニーテール…羨ましい!!!)結んでいる

髪をいじっていた。なぜなら暇だから。

貴「でもさ、今の時期だとさ、…ほら、暑いんじゃない？私が切ってあげようか

？目を瞑って。」

ス「う”ぉぉぉぉい!!!!それじゃあ罰ゲームじゃねぇかぁ!!!!」

「ﾁｯ…ばれたか。」とか呟いて、吠えてる鮫から離れてベルのもとへ行く。

貴「ねぇー…ベルー…。暇―…スクアーロの髪でも切ってあそぼーよー…」

べ「しししっ、賛成♪」

おぉ！やっぱりベルはノリがいいｎ

ス「う”ぉぉぉぉぉぉい!!!!(怒」

祐「おい、静かにしろ。…近くの部屋の奴から苦情来るぞ。」

全員分の浴衣の直しを終わったユーキがようやく注意した。

その時、私は良いことを考えた。

これからしばらく日本に居るために必要で、かつ楽しい。かつ、暇つぶしになる

事を。