本当は ページ25
祐「はぁ…。もっと静かにしろよ。うるさい。周りの人に迷惑。俺に迷惑。」←
まぁ今は何故か人がいない(時間的に遅いため)からまだいいけど…。
一般人のおじいちゃんがいたら腰抜かすぞ。←どんな根拠？
騒いだせいか、全員のぼせ始めた。
祐「…早くね？」
そういっている間に、一人、また一人と「お先に」的な何かを言い残し風呂場か
ら出て行った。おぉ、かしきり。←
でも、本当に一人になった。
祐「ふぅ…たまにはこう静かなのも悪くないとか考えたのに俺に会いに来た奴は
どこのどいつだ。」
そうつぶやいた。
反応はなし。
祐「いるのは分かってる。さっさと出てこい。…リボーン。」
リ「ばれてたとはな。チャオッす、儂多。」
祐「その呼ばれ方も、久しいな。リボーン。何の用だ。……つってもなんとなく
分かってるけどな。」
リ「それなら話は早い。…なぜボンゴレファミリーのボディーガードを辞めてヴ
ァリアーに入った。」
俺は、そう聞かれるであろうと思って用意していた答えを言った。
祐「気が変わった。それだけだ。いじめは終わったとはいえ、アイツが頂点に立
つのは……認めない。」
リ「そうか。」
おい、あっさりしてるな。
良かっｔ…
リ「俺はお前が妙に過保護だから、『アイツに重い荷を背負わせたくない』だと
か、『Aや恭也や云々』とか言うと思ったぞ。」
祐「……ンな訳ないだろ。あと過保護とは何だ過保護とは。てかどうやってここ
に来たんだよ。」
リ「じゃあ俺は帰るぞ。」
祐「あ!!ちょっ…!!まっ!!!!」
そういっている間にリボーンは居なくなっていた。
そうだよ。
本当はそうだよ。
あんな奴…ツナには重すぎる荷…背負わせるわけにはいかないだろ…。
獄寺は…まぁそのおかげでツナと出会えたとは言え…
山本だって野球が出来なくなるかもしれないんだぞ…？
六道骸はおいといて、恭也だって…
Aと付き合ってんだから…
あんまり、裏社会にかかわらせたくない…。
それが俺の本当の想いだった。
ザンザスなら、平気だ。強いし、荷だって背負える。
守護者だってそういう世界で生きてきた。
だから……
そっちの方が…いいだろ？
俺は、……俺はあいつらの泣く顔も…悲しむ顔も…
Aの絶望する顔だって見たくないんだ…………。
―――
ん？(汗
祐樹のキャラが…？
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：シェルロッタ | 作成日時：2012年5月14日 20時
