REBORN ―己の使命。そして存在― (ページ17)

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アップルパイページ17

貴「あぁ…おいしい…❤ルッスの作ったお菓子食べてる時が一番幸せかも…❤」

かなりの天国気分を味わっていた。(いい意味で)

ルッスも、自分の腕をほめられたことで上機嫌で、私も上機嫌。

アップルパイを一緒に食べてるマーモンとベルもぶつぶつ言いながらも結局はう

まい、と言ってがつがつ食べている。

私も負けず、がつがつと食べる。

貴「兄さんにもっていこうかなー…あ、でも兄さん甘いの好きじゃないか…。

こんなにおいしいのに……。」

つまり、残さなくていい訳だ。

それなら遠慮なくたいらげる!!!

え？今までがつがつ食ってたじゃないか？

ﾌｯ…まだ序の口だよ☆←ﾀﾞﾚﾀﾞﾖ

大半3人(レヴィは一切れ食べて甘すぎたためゲームオーバー(?)ルッスは食器の

片付けで食べていない。モスカは第一食べれない。)で食べてしまい、残り三切

れ。

ベルとマーモンは自分の分をぺろりとたいらげてしまった。

私もフォークを突き刺そうとした時、思った。

貴「…ユーキも食べるかな？」

小声でつぶやいた。

しばらく迷った。

アップルパイ、食べたい…。

でもユーキも食べたいかもしれない。

それならこれだけでも残しておいた方が言いに決まってる。

べ「何、姫食べないの？」

そういってフォークを刺そうとするベル。

皿を持って移動させ、アップルパイを守る。

貴「駄目!!」

その瞬間、ロビーのドアが開いた。

祐「………何この甘い匂い…。」

ル「アップルパイ焼いたのよぉ～…って、あら、もうなくなっちゃたみたいね…

(汗」

祐「いや、別に平気だ。」

貴「ユーキ、」

私は迷った。

だってアップルパイ、出来れば食べたいんだもん…。←

貴「一個だけだけど残しておいた、あげる。」

そして最後の一切れが乗った皿を差し出した。

マーモンとベルのフォークがおちる音がした。(※Aさんは甘党でお菓子

は誰にも譲らないため。※)

しばしの沈黙。

祐「…いや、腹減ってないから、自分で食え。」

私は「いいの？本当に？食べちゃうよ？」と、何回も確認した後、フォークを持

ってアップルパイを食べた。

本当に、こんなにも美味しいものを食べなくてもいいのかま…？

ま、本人が言いって言ってるからいいよね!←

アップルパイ最後の一切れはあっというまに全てが私の口の中に入ってしまった