シエルのペット！？Part2 (ページ48)

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もう1つページ48

リジー「ここのお店見てもいい？」

リジー様が指差したのは、帽子屋

A「もちろんです」

〈カラン〉

店の人「いらっしゃい。お嬢さん達」

リジー様と私は並べてある帽子を見た

店の人「自分用かい？それとも誰かにあげるのかい？」

リジー「婚約者(フィアンセ)の誕生日プレゼントなの」

店の人「ほほう…フィアンセかい…なら、これはどうかね？」

店の人が持ってきたのは、黒のシルクハットに、小さな宝石が散りばめられた物

リジー「かっ…可愛い！」

リジー様は、お店の人から帽子を受け取った

店の人「それ、一点物でね、少々値段が高いんだよ。でも、お嬢さん達は見るからに貴族だね？」

リジー様はそんな話聞いてもいなくて、帽子を眺めていた

A「それに致しますか？リジー様」

リジー「うーん…とっても可愛いけど…何か足りないの」

A「そうですか」

リジー「ごめんね、A。あたし、シエルのお誕生日プレゼントだから、本当に良いものがいいんだ」

A「リジー様は本当にシエル様思いですね…それより、何か足りないとは…あっ！リジー様こうしてはどうでしょうか？」

私はリジー様に耳打ちした

リジー「それはいい考えだわっ！そうしましょ！」

リジー様はその帽子を買い、私の考えを実行した