シエルのペット！？Part2 (ページ13)

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夕方ページ13

―A―

A「……ん、ここは…私の部屋…？」

窓の外を見ると空がオレンジ色だった
その様子からして夕方だと思う

私…また倒れた？
また迷惑かけちゃった…

シエル様達、ドコにいるかな？

〈カチャ〉

私はとても静かな廊下に出た
その廊下には、“シーン”という音がぴったりだろう

〈コツ、コツ、コツ〉

私が歩く音だけが聞こえる
だが、少し歩くと、話声が聞こえた

A「！！シエル様達だっ！」

〈ガチャッ〉

私は話声が聞こえた部屋のドアを開けた
中にいたのは…シエル様達だった

シエル「A！大丈夫か？」

シエル様は私に気付くとそう言った

A「はい！ご迷惑をおかけしました」

私はシエル様達に向かってお辞儀をした

セバスチャン「A、何度も言ってますが、部屋に入る時はノックをして下さい」

A「はい」

シエル「Aにも説明をしておくが…(ドルイット子爵の事等を説明中)というわけだ」

A「そうなんですか…」

シエル「そういう訳だ。マダム・レッド、どうにかなるか？」

マダム・レッド「なめないでくれるかしら？
私結構モテるのよ、招待の１つや2つ、どうにかしてあげるわ」

シエル「ファントムハイヴの名は絶対に出さない事、取り逃がすになりかねん、チャンスは一度切りだ！」