シエルのペット！？ (ページ7)

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朝食と正体は… ページ7

～朝食中～

僕は一口朝食を食べて聞いた

シエル「A、一つ聞いてもいいか？」

A「なぁに？」

Aは朝食を食べるのをやめた

シエル「なら、聞くが…
Aがさっき入ってた檻の中には昨日までヒョウがいたはずだ
なのに何故Aがいた？」

A「…ま、答えるしかないね」

そう言うと、Aは椅子から立った

A「あんまり、驚かないでね」

するとAは金色の光に包まれた
その光が消えると…

シエル「昨日のヒョウ…」

そこには昨日見た金色のヒョウがいた

そして今度はヒョウが金色の光に包まれ、消えるとAが立っていた

シエル「どういう事だ…？」

A「私達一族は皆こんな風に動物に変身できたの。変身出来る動物は人それぞれだった
でも、ある日この事を知った奴等は私達を襲いにきた…皆死んだけど、金色のヒョウは珍しいからって私はサーカス団に売り飛ばされた…
毎日見せ物にされ、地獄のような日々を送った
それで逃げて来て…」

シエル「僕の屋敷にいたって訳か…」

A「うん…」

僕の過去と似てるな…

A「ねぇ、シエル。私も一つ聞いてもいい？」

シエル「なんだ？」

A「そこにいる…セバスチャンは人間じゃないよね？」

セバス・シエル「！！」

シエル「なんで…わかった？」

A「私だって人間じゃないもんそれくらいわかる」

シエル「そうか…セバスチャンは悪魔だ」

A「悪魔？初めて見るわ…」

シエル「それは良かったな」

A「えぇじゃあ、眼帯で隠してるシエルの右目は契約印があるのね」

シエル「え…そうだか」

A「それにしても悪魔が執事なんて…(クスクス)」

Aは笑った

シエル「Aはしばらくは僕の屋敷にいるんだな？」

A「シエルがいいなら」

シエル「かまわないその代わり…」