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語部視点
「琴音。そろそろ鏡花が出る時間だよ」
「了解。それじゃ、もしもの時は骨、回収しといてね」
あの子は、もう殺しはしないなどと言っていたが、危機になった時はきっと私を切るだろう
「じゃ、行ってきます」
鏡花と敦がいる部屋へ、歩き出した
「…ふふ、楽しみだな」
敦視点
「ご飯、美味しい？」
「うん。美味しいよ」
いつも通り鏡花ちゃんが作ってくれたご飯を食べ、探偵社に向かおうとしていた時だった
「其れじゃあ、探偵社に行こっか」
「うん」
扉を開けた瞬間、ナイフが飛んできた
「うわあああ！？」
「…」
鏡花ちゃんが外へ行って、夜叉白雪を呼び出した
「…私たちを殺そうとしている人を、見つけて」
夜叉は頷き、色々なところに飛んでいった
でも、見つからなかったらしい
首を振りながらこっちに戻ってきた
「…怪我、してない？」
「ああ、僕は大丈夫だよ。鏡花ちゃんも大丈夫？」
「うん……うぁ�燹�」
いきなり唸り声を上げて、鏡花ちゃんはうずくまった
「鏡花ちゃん？鏡花ちゃん！」
「足…が…」
見てみると、足に深くナイフが刺さっている
「大丈夫。与謝野さんに見てもらおう。腕を貸して」
鏡花ちゃんをおぶって、探偵社に向かおう。痛いだろうけど、早く治さなければ
そう思った時だった
「………」
鏡花ちゃんが、だまり込んでしまった
「どうしたの？喋れないほど痛い？鏡花ちゃん？」
「………」
「鏡花ちゃん？………！？」
鏡花ちゃんの服が、真っ赤になっている
急いで下ろすと、其れは血だった
出ている元を辿ると、胸に傷がある
「……」
まだ息があるようだ。ここからすぐに行かなければ…！
「…敦。邪魔だから退けて」
聞いたことのある声が聞こえてきた
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前戸宮(プロフ) - バッドエンドなのかはわかりませんが･･････、素敵な作品ありがとうございます！！ (10月6日 21時) (
レス) @page15 id: 40b619e51d (このIDを非表示/違反報告)
春桜 - 最後が好き…刺さった。 (2022年5月14日 20時) (レス) @page15 id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 九十九夜瑠さん» 読んで下さりありがとうございます。それはよかったです！ (2022年5月3日 22時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
九十九夜瑠(プロフ) - 読ませて頂きました。とても面白かったです！正義についてよく考えさせられました。イベント参加有難うございました！ (2022年5月3日 22時) (レス) @page15 id: 569fd15754 (このIDを非表示/違反報告)
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