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第十三話 ページ15

今日はあの日と違って眠たいなぁ



でも約束してしまっているし



今日は最後まで話をちゃんと聞けるかしら…



「!炭治郎さん、待たせてしまいました?すみません」



「俺は待ってないから、謝らないでくれ。さ、話そう」



「そうですね、じゃあ炭治郎さんがまだ話したりてない分からどうぞ?」



前回はまだ話したいって言ってからね



「いや、今日はAに聞きたいことがあるんだ」



「え?聞きたいこと、ですか?」



「うん。…何か不安なことがあるんじゃないのか?

善逸から聞いたんだ。俺も思い当たる節があるし」



「あー…あの時のことですか。

私は不安なことなんてないですよ。この間も言ったじゃないですか。」



どうして彼は私のことをこんなにも気にかけてくれるんだろう



それが仕事なわけでもないのに



「A、俺は鼻が効くんだ。それが嘘だってこと、わかるんだぞ?

それとも、そんなに俺に話したくないことなのか?

俺でよければ、話してくれないか?Aが思ってること、考えてること全部」



なんて優しい音だろう



なんてやわらかい匂いだろう



この人になら、全部打ち明けたいって



全部知ってもらいたいって、思っちゃうなぁ



私、医師なんだけどなぁ



「もし、Aが自分は医師だから他人に相談できないって思ってるなら

それは大間違いだ。俺たちは仲間だろ?だから、お互いに支え合うのは当然じゃないか?」



きっと、この人は私の一瞬の心の揺らぎを



においだけで感じ取ったんだろうな



凄い人だ



「この仕事、炭治郎さんの方が向いてますよね。

聞いてても絶対楽しくないですけど、いいんですか?」



「!もちろんだ!話してくれるのか?ありがとう」



大丈夫、この人ならきっと

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翡翠 - 続き楽しみにしてます!これからも無理しない程度に更新頑張って下さい! (2020年4月21日 20時) (レス) id: 040119bf1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅばぼん | 作成日時:2020年4月19日 17時

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