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ステージは無事終了した
歓声の中人気の無い薄暗い舞台袖に降りて行くと、とっくに終わった筈のスニョンくんの姿があった
忘れ物でも取りに来たのだろうか
けど特に探してる様子は無く、私の前に立つとある物を差し出した
白い霞草に包まれた3本の深い赤色の薔薇の花束
受け取ってほしいと言うスニョンくんの顔は暗闇の中でも分かるくらい赤かった
私はというと、素直に嬉しくて思わず花束を抱き締めた
予想外のプレゼント
いつ準備してくれたのかなと花束の包装紙を見ると、よく行く花屋さんのマークが印刷されてあった
祖母のお供えの花束を買いに行った時に居た4人の男性は、もしかしてスニョンくん達だったのかも知れない
袋を持っていた人の帽子から見えた髪は確か金髪で、あまりの偶然さに驚いた
.
HS「Aちゃん、っ…」
私を呼ぶスニョンくんは俯いて、一つまた一つと床にシミを作っていく
必死に止めようとするも余計に溢れてくる涙に胸が痛んだ
何か言いたげなスニョンくんをじっと待つ
HS「…Aちゃん、っ、俺…俺っ、」
HS「、、やっぱり、何でもないや、っ…」
そんな顔で何でもないと言われても…
けど、そこで私はしつこく聞き返さなかった
何処か聞いてはいけない気がしたから
.
涙が収まったスニョンくんの目は腫れていた
此処に来てどれくらいの時間が経っただろう、私はともかくスニョンくんは相当長い事此処に居るからきっとメンバーさんが心配してる筈
『じゃあ、また、花束も大事にするね』
今日が最後の私達にまたなんて言葉は変な気がしたけど、さようならと言ったらそれも違う気がした
その場から動かないスニョンくんは唇を噛み締めて、
HS「…、っ、またね、っ…」
またね、と言った
言ってくれた
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ﾔﾊﾊ。(プロフ) - ホログラムさん» コメントありがとうございます！わぁぁそれは嬉し過ぎます…！！応えられる様に頑張ります！！ (2020年2月9日 17時) (
レス) id: db030d05bf (このIDを非表示/違反報告)
ホログラム(プロフ) - 毎日更新楽しみにしてます！！本当にドキドキきゅんきゅんしながら読んでます！これからも応援してます！！ (2020年2月9日 13時) (レス) id: ba4ebdeb9b (このIDを非表示/違反報告)
ﾔﾊﾊ。(プロフ) - 李紗さん» コメントありがとうございます！生活の一部だなんて…嬉し過ぎて空飛んじゃいます()カメさん更新にならない様に頑張ります！！ (2020年2月3日 8時) (レス) id: db030d05bf (このIDを非表示/違反報告)
李紗(プロフ) - この作品めっちゃ好きで、いつも更新を心待ちにしています。まじ生活の一部、支えです(続きが読みた過ぎて)リノとホシの進み具合もだし、メンバーにどうばれちゃうのとか凄く楽しみです！更新頑張って下さい！！ (2020年2月3日 0時) (レス) id: 8206f9b903 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾔﾊﾊ。 | 作成日時：2020年1月22日 16時
