我ら天使に好かれ隊！3【SVT】 (ページ15)

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＊幸せ者 2 ページ15

JS said

お昼を済ませてちょっとお店も見て、
今はほぼ貸切状態の海に来ていて砂浜をのんびり歩いている

サーフィンやってるおじいさんが数人しかいないから、マスクを取ってやっと安心して手を繋げる

Aのあたたかい手と少し冷たい風が気持ちよくて
ずっとここにいれたらなぁなんて思う

『オッパ、』

僕を呼ぶAは自然と上目遣いになる、

ずっと歩いてたから疲れちゃったのかな？
どこかで休憩しようかと言おうとすると

『目瞑っててくださいね』

Aの指示通り海の方を向いて目を閉じてると、
チャリンという音とともに首にひやっとした感覚があった

JS「もう開けてもいい？」

『…いいですよ』

目を開けると、僕の首には小さいダイヤモンドのチャームのついたネックレスがかかっていた

Aからのプレゼントなんて全く予想もしてなかったからびっくりしつつAを見ると

『いつもありがとう、オッパ』

僕はこんな幸せ者で大丈夫かな？
オフの日にAと出掛けられただけで嬉しいのに
Aからプレゼントまで貰っちゃって

JS「ありがとうA、すごく嬉しいよ」

JS「これからもずっと一緒にいようね」

Aはニコッと笑うと、返事の代わりに白くて細い腕を僕の背中に優しく回した