*おもいで ページ12
WN said
『私はソン A、よろしくね』
第一印象はクールで物静かそうな子だった
明るくて煩いスニョアとはまるで月と太陽みたいで
何処と無く自分と似てるなって思った
Aはダンスが上手かった
他にも女子練習生はいたけど、そんなの比べ物にならないくらい上手で、何なら自分より上手いと思った
キレがあって、でもしなやかで
何度見惚れたことか
Aは歌も上手かった
透き通る優しくて癒される歌声
指導されるとすぐに学習しこなすAが格好良かった
そんな練習生からも憧れられるAはいつも円の真ん中にいて、なんだか遠く感じた
スニョアと話せてもなかなかAとは話せなかった
なんだかな…
友達っていつもどうやって作ってたっけ?
しかも女子…
そんなことを考えながら、夜1人でダンスの練習しようと練習室に向かうと明かりがついていた
そーっとドアを開けると、そこには俺を悩ませてる張本人が踊っていた
しばらく隠れて見てると
『一緒にどうですか?』
『私はソン A、よろしくね』
鏡に反射して見えてたみたいで少し恥ずかしかった
俺の前に立つと手を差し出してくれたので、
俺はその手を握った
WN「こちらこそよろしく、俺はチョン ウォヌ」
『96年生でゲームが好き!でしょ?』
WN「…えっ、」
『へへ、スニョア情報!いつもウォヌがね〜って言うから私も話してみたかったんだぁ』
Aはクールだしそんなにはっちゃけるタイプではないけど、笑いのセンスがあって人を笑顔にしたり、面白い一面もある
Aと話すのにはだいぶ時間がかかったけど、
Aに落ちてしまうのは一瞬の出来事だった
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミントまん | 作成日時:2019年9月16日 7時