我ら天使に好かれ隊！3【SVT】 (ページ4)

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＊相棒だって 4 ページ4

you said

帰ってきたらまず宿舎に荷物を置いて…
って思ってたけど、私の足は練習室に向かっていた

やっぱりいた

スニョアのことだからどうせずっと練習室で練習してるんだろうなって

時折何かを見ながら踊るスニョア
手紙、読んでくれたのかな

しばらく外から覗いていたけど、
どうしよう、入った方がいいのかな…

ドアノブに手をかけて戻してを繰り返していると

HS「…A？、、Aっ！」

『あ…スニョ…』

ドアの前で下向いてずっと迷ってたから、外に出てきたスニョアに気づかなかった

こう見えて10㎝は身長差があるけどそれ以上に、スニョアってこんなに男らしかったっけ
私が知ってるスニョアはもっとこうハムスターみたいで可愛かったはず…

今は鍛え上げられたスニョアのしっかりした腕が私を包んでいる

HS「A…ごめん、ごめんね
ひどいこと言ってごめん…
どっか行ってなんて言ってごめん…」

HS「もういなくならないで、、そばにいて…っ」

スニョアが泣くから自分もつられて泣いてしまった
手を回すとそれに比例してスニョアの抱きしめる力も強くなった

『私の方こそ、ごめんね…もう離れないよ、』

HS「ほんと…？A～…」

泣いてる顔はいつものハムスターでちょっと笑ってしまった

すると急いで涙を拭くと、
背中にあった手を下ろして今度は私の手を取った

HS「おかえり、A」

トラのようなハムスター

それが私の相棒さん