第3章_旧双黒の暗殺 ページ17
期末テスト前日の放課後___
太宰「やあ殺せんせー。」
殺せんせー「にゅや?太宰先生まだ残っていたんですか?」
太宰「ええまあ。それより明日ですね、期末テスト。」
殺せんせー「ええ。彼等ならきっと大丈夫でしょう。太宰先生も教え方がとても上手でしたし。」
太宰「あはは、嬉しい事を云ってくれますね。」
殺せんせー「ですが中原さんの方はもう少しクラスとの距離を縮めてほしいですねぇ。」
太宰「嗚呼...中也はああ云う子だから仕方ないんですよ。」
殺せんせー「中原さんに昔何かあったのですか?」
太宰「...少し外に行きませんか?此処より空気の良い外で話した方が良い気がするので。」
殺せんせー「良いですねぇ。先生同士の交流も大切ですし。」
そして太宰と殺せんせー校舎を出ると先に太宰が歩き、殺せんせーはその後ろを歩いた。
太宰「中也の事ですけど、貴方が知っても絶対力にはなれません。」
殺せんせー「それは何故ですか?」
太宰「貴方は中也の事を何も知らないからですよ。」
殺せんせー「確かに今は何も知りませんが...」
太宰「今は、ですか。」
太宰はその場で立ち止まると殺せんせーもその場に立ち止まった。
太宰「では今後知っていくと?」
殺せんせー「そうですね。中原さんもE組の仲間の1人、ならば担任として生徒の事は知らなければなりません。」
太宰「....貴方が中也の事を知る必要なんてありませんよ。」
殺せんせー「何故そんな事を....にゅやっ!」
殺せんせーは突然自分の触手が切れた事に驚くもすぐに辺を見渡した。
殺せんせー「これはあの時と同じ...!」
パンっ!
太宰「あ、外した。」
太宰は殺せんせーの隙を見て対殺せんせー用BB弾入の拳銃を発砲させたが殺せんせーはマッハ20で空へと飛び上がりそれを回避した。
殺せんせー「ま、真逆あの時も太宰先生が...」
?「ちげえーよ。」
殺せんせー「!?」
中也「よお蛸。」
殺せんせーは今、目の前にいる中也に驚きを隠す事は出来なかった。
何故なら今の中也は殺せんせーと同じように空の上にいる。普通の人間なら有り得ないことだ。
殺せんせー「な、中原さん貴女は...そ、それとその格好は...」
中也「なんだよ。この格好に文句あんのか?(ギロ)」
殺せんせー「い、いえいえ!お洒落で良いと思います!その帽子もよくお似合いですし!」
中也「はは、そうか。それより、俺は今手前の触手に触れている。この意味判るか?」
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芥敦
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作者名:迷ヰ猫 | 作成日時:2019年9月29日 19時