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「んっ...ん?」

Aは背中に違和感を感じ目を覚ました。向きを変えると目の前にフョードルの胸元があるとAは少し突いては遊び始めた。

フョードル「...何してるんですか?」

「フェージャお兄様の胸元突いてる。」

フョードル「楽しいですか?」

「全然(首横に振り)。ねえねえ、やっぱり外行きたい。外。」

フョードル「今日は駄目です。」

「じゃあフェージャお兄様も遊んで?」

フョードル「残念ながらまだ仕事が残ってるので後で遊んであげます。」

「じゃあ後で遊んでよね。」

Aはベッドから降りてはゴーゴリが居るであろう部屋に入ったが其処にはイワンが紅茶を飲んでいるだけだった。

イワン「おやA様。どうかしましたか?」

「ゴーゴリ見てないかな?」

イワン「残念なが見てn((ゴーゴリ「此処だよ〜!!」いつの間に背後に...」

「あっ!ゴーゴリの異能力あれば外行ける!」

ゴーゴリ「それは駄目だよA。ドス君に怒られちゃうよ?」

「でも外行きたいんだもん。昨日行ったら凄く楽しかったんだもん(しゅん)」

イワン「そんな落ち込まないで下さい。クッキーありますよ?」

「(無言でクッキーもぐもぐ)」

ゴーゴリ「Aの気持ちはわかるよ?けどドス君心配性だから、Aに何かあったら困るんだよ。」

「フェージャお兄様が心配なのはわかるよ?わかるけどさ...」

ゴーゴリ「ほらほらA笑顔だよ。ドス君も笑顔のAが大好きなんだから!」

「うん....」

Aはゴーゴリの言葉に頷き、残ってるクッキーを食べ、暫くするとフョードルが部屋に入って来た。

フョードル「A。唐突ですが明後日から日本に行きますよ。」

「日本?って、何処?」

イワン「此処ですよ。」

イワンは世界地図を広げ日本の場所を指さした。

「少し近い?のかな?何で行くの?船?」

フョードル「ゴーゴリの異能力で行きますか。」

ゴーゴリ「待ってそれキツイ。」

フョードル「嘘ですよ。飛行機で向かいます。」

「飛行機!?ってあのテレビで見た鉄の鳥さんだよね?あれに乗るの?」

フョードル「そうですよ。」

「やった!私飛行機一度乗りたかったんだ!!それに外に行けるって事だよね?そうだよね?」

フョードル「そうですね。」

「わぁ〜い!!フェージャお兄様超大好き!!」

Aは嬉しそうに飛び跳ねフョードルに抱き着いた。

フョードル「妹が尊い...」

ゴーゴリ「それわかる。」

弐→←零


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作者名:迷ヰ猫 | 作成日時:2019年7月16日 1時

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