図書室の後輩２ 【赤司 征十郎】

×４０ ページ42

貴方side.









……先輩に対してマジ鬼畜とか思うのはやっぱりいけませんよね。←



赤司先輩はそのほうが効率がいいと思ったのだろう。



躊躇なく、









赤「あぁ、また明日。マジバ、満喫してこい」



全「いぃぃぃぃぃよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！！！！！」



貴「ホントなんなんですか！！ 先輩たち鬼畜！！」←言っちゃったよ；









先輩たちはほっとした様子で去っていった。



去る寸前にさつき先輩が「ごめんね；」と手を合わせてくれた。



静かになったところだと赤司先輩の殺ｋ((気配がしっかりと伝わってくる。









赤「……A」



貴「はい……((びくっ」



赤「寒いだろうからあがりな。ココアでも用意する」



貴「………………………え」









あまりに唐突な提案に、私は再びしどろもどろになる。



てっきり、今すぐ鉄拳でもくらうのかと思っていた。









貴「……って、前はあんなに家にあげるの躊躇してたくせに」



赤「なに、そういうことしたいの？((にっこり」



貴「っ〜〜〜〜！！ そんなわけないじゃないですか！！」



赤「残念((ニヤリ」









ちょっとからかってみるつもりで言ったが、相手のほうが何枚も上手だったようだ。



逆手に取られて、逆にこっちがからかわれてしまった。









相変わらず広い廊下を抜け、リビングに通された。



腰掛けると、赤司先輩がココアを入れてくれた。

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