図書室の後輩２ 【赤司 征十郎】

×１６ ページ17

貴方side.








貴「え、えっと……」



赤「俺も悪かったよ。もうあんな接し方はしない」









さも俺は謝ったよ、というように涼しい顔の赤司先輩。



……意外と頑固というか、意地っ張りだな。









赤「俺は冬原さんのことを好きだし、



俺としては休み明けまで引きずりたくはないんだけどな」




貴「好きって……どこがですか」




赤「証拠、みせてくれないと気がすまない？」




貴「……すまないです」









少し意地になってそういうと、赤司先輩はふむ、と考え込んだ。



・・・・・。








貴「……赤司先輩？」



赤「……」









赤司先輩は何も言わない。



やっぱり口からでまかせなんじゃないですか！！



そういうことをやめてっていったのに……。






私はむかついて、席をたった。









貴「っ〜〜〜〜〜！！ もういいです、かえりま……」



赤「A」









パシッと腕を掴まれた。




それに、今、なんて……。








赤「座ってくれないかい？A」




貴「っ〜〜〜〜〜」









――赤司サマは気に入った人しか名前で呼ばないんだよ〜！！





いつかの友希の言葉が脳裏を掠める。









しぶしぶ、私は席に着いた。









赤「わかってくれたかい？ A((にっこり」




貴「そんなに連呼しなくてもわかりましたっ！！」







赤「それで？ いいたいことは？」




貴「ぅ……ひどいこといって……すみませんでした」




赤「はい、よくできました」









完全に遊ばれてる。



でも、懐かしい。久しぶりだ。









赤「それで？ 返事は」



貴「は？」



赤「ちゃんと証明しただろう？ 好きだってこと」



貴「〜〜〜〜！？」









にっこりと、いつもどうりの涼しい顔で手を差し出す赤司先輩。



あぁ、もう、ほんとに―――









貴「先輩には、かないません」







にっこりとそういうと、私はその手をとった。



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


やっとくっついた！！


皆さん、くっつきましたよ！！


やや((思いっきりスピード展開でしたが。


このあとは、まぁ、いちゃいちゃさせる予定ですｗｗ

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