図書室の後輩２ 【赤司 征十郎】

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桃井side.







桃「なるほど……。で、それを見ちゃって、赤司くんについいっちゃったと……」



貴「はい……」








私とAちゃんは、学校近くの公園のベンチに腰掛けていた。









桃「Aちゃんはさ、気づいたんでしょ？ 自分の気持ち」



貴「……はい」



桃「だったらさ、伝えちゃえばいいじゃん！



赤司くんだって、気にしてると思うよ？」








ていうか実際気にしてたよ？？



しかも思いっきり。







貴「む、無理です。そんなことできません。



嫌われたくないです……」




桃「うーん……じゃあさ、ちょっと待ってみなよ」








貴「待つ……ですか」








桃「そっ！ ちょっと待ってみて……気持ちが落ち着いて



準備が出来たらいってみたら？？



今は赤司くんもAちゃんも混乱してるし」




貴「……待ってみる……。ありがとうございます。そうしてみます」



桃「うん！！ 頑張ってね、Aちゃん！！



いつでも相談、のるから」




貴「ありがとうございます」









Aちゃんはそういって、ちょっとだけ笑った。



あぁもう……かわいいなぁ！！←

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