隣の背番号６番君に恋した私【HQ!!】 (ページ15)

今日:8 hit、昨日:3 hit、合計:7,080 hit

日向と影山ページ15

田中「そーなんだよなあ…あ、Aなんとかしてくれよ〜得意だろ？喧嘩止めんの(小声)」

いやいや、喧嘩止めるの得意とかいやなんですが！！？？……まあ確かに、このままだと困るし…

「ふぅ…わかったよ、…日向くん、影山くん、」

私が声を出すと驚いたように振り向く2人

日向「はっ、はい！！？」
影山「っ、なんでしょうか？！」

「…確かに、2人はあの時敵同士だったよ？でもさ、今は同じ学校で仲間同士……なのに喧嘩ばっかり……あーあ、そんなんじゃ澤村さんはあなたたちの入部を受け入れてくれないだろうな〜」

ちらっと2人のことを見ると図星に突かれた顔を
していた

「日向くんも影山くんも、すごい才能を持ってるのにな〜残念だな〜2人ともすごい人材なのにな〜烏野(うち)でバレーできないなんて勿体無いな〜」

ピクっと反応した…ふふふ、さあどうだ？

日向「お、おお俺、才能ありますか…！！？」

影山「すごい才能…すごい、人材……」

「そう！だからさ、そんなすごい仲良くなれっていうんじゃなくて、チームとしてちゃんと協力ができればいいんだよ？？あと過激な喧嘩がなくなれば(ﾆｺｯ)」

菅原「！…(Aちゃんよく言うなあ笑、いいぞ、もっと言えーー笑笑)」

田中「(おおおおぉ、なんかすげえ)」

「まあそんなこといったところで、日向くん影山くん協力とかできなそうだけどね笑」

日向「そ！そんぐらいできますよ…っ！なあ影山！？」

影山「そ、そうですよ、そんぐらい、デキマス」

…影山くん、嘘つくの下手だなあ笑

「うん、まあできないよね？だからさ、プレーで魅せればいいんだよ！そうすれば次第にいい関係になっていくと思うし！」

日向くんのバネはすごいし、影山くんのあのトスも天才的にうまい……上から目線っぽいけど

日向「！よーし！全ては小さな巨人になるため！！おい影山！！練習、再開するぞ！」

影山「当たり前だボケェ！！はやくやるぞ！！」

ふふっ、その調子で協調生が芽生えればいいなあ

するとスガさんが駆け寄ってきた

菅原「Aちゃん！いや〜よく言ってくれた！お陰でさっきよりいい空気になったよ！」

爽やかスマイルでいうスガさん

「本当ですか！ならよかったです！」

田中くんもやってきた

田中「おーおー！A！なんかすごかったぞ！」