２話…アルビノの姉 ページ2
私の姉さんは髪がロングで白くて、肌の色も真っ白で、目が真っ赤。
私はそんな姉が好きになれなかった。
姉貴「A！ママの洋服汚しちゃったの！怒られたら私悲しむでしょ？よろしくね！」
お母さんの白いワイシャツに黄色い、これ絵の具だなぁ。ベッタリついてる。
自分をしたことに責任持てないならしなければいいのに。なんて心の中で悪態つく。
一階に降りて洗面台で染み抜きをして洗濯機に投げ込む。
二階に戻って教科書を開いて勉強を始める。姉は良い家庭教師を着けて貰ったらしい。
三時間後に集中力が切れた。何ページ目かわからない。
やっちゃったなぁ。集中するとすぐこれだ。ノート大事に使わなきゃいけないのにー。
『カタン』
静かな部屋に椅子の音が響いた。
そっと一階に降りてボロボロのスニーカーを履いて外に出た。
街は紅葉が色付いてくるくると回っている。紅葉を踏まないようにしながら町から離れて山の奥に、奥にと踏み進む。
暫くすると真っ赤な鳥居が見えてきた。
鳥居を潜ると湖があって、赤い橋が掛かってる。その向こうには小屋がある。
橋を渡って小屋の扉を開けると優しく包まれた。
？？「お帰り！」
「ただいま。とりあえず離れて？Nakamu」
少し他のメンバーよりも幼さの残る声でパンダパーカーが印象的なNakamuが目の前に居た。
Nak「あ！みて！この妖怪！」
Nakamuが両手を器のようにしてその上に白いもふっとしたパンダの妖怪が乗っていた。
「また拾ったの？この間は河童拾ってなかった？」
Nak「うん！かわいいでしょ！中中って名前にしようと思うんだ〜！」
満面の笑みを浮かべてる。これでも600歳なんだっけ？まぁ妖怪の年で言えば24くらいだったかな。
「またきりやんに怒られるよ？」
Nak「…みて！かわいいでしょ！」
「現実逃避しない」
頭に軽くチョップしたらあでって情けない声を漏らしてる。でも確かに中中かわいい。きりやんに頼んでみるか。
「きりやーん」
台所に顔を覗かせるとぶるーくが叱られてた。
「どうしたの？」
きり「どっかの誰かさんがつまみ食いして材料足りなくなったの」
「ぶるーくが悪い」
ぶる「そんなぁー、A〜。庇ってよ〜」
「無理。所できりやん、Nakamuが小さいパンダの妖怪拾ってきたんだけど、飼っちゃダメ？」
きり「…まぁ良いけど、今度なんか言うこと聞いてくれる？」
「聞く！」(即答)
きり「しょうがないなぁ」
チョrげほんげほん、きりやんは優しいなぁ
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ぴく(プロフ) - 社会人なるまで描くの良いと思います！最近見始めました！！ (2020年9月21日 12時) (
レス) id: 0dfcf80db5 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - Twitterフォローしたんですが伝え方がわからなくて、、コメ欄で伝えます笑 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 00103a5288 (このIDを非表示/違反報告)
(\\~\\)めじぇのさぷ - あっち！こっち！そっち！ボッチ！？！？なんていい掛け声なんだ……(使お) (2020年8月15日 2時) (レス) id: 7ce5097465 (このIDを非表示/違反報告)
KANASA19760527(プロフ) - pkさん妖怪説 (2020年7月19日 22時) (レス) id: 386a561804 (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿の者 - クラスが一緒でんかよく〜はらっだぁと日常組の事です() (2020年7月18日 9時) (レス) id: e5eb2b3e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モルモット | 作成日時：2020年6月9日 14時
