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「おい!!大丈夫か…?!
山田…!!!!!!」
「っぅ、っててて……大丈夫、なんとか……笑」
青年が高木くん目掛けてバットを振りかざした瞬間、
なんとか高木くんを庇うことが出来た俺だけど…
「おい、腫れてんじゃねぇか…!血も出てるし…」
強く殴られたせいで腕は少し腫れていて、
庇うときに擦りむいた肘や膝からは血が出ている。
「大丈夫大丈夫…軽い傷だから……それより、犯人捕まえないと…高木くん」
「っ、
…おらっ!!!!逃げられると思うなよ!!クズが!!」
バットを振りかざした青年も、まさか俺に当たると思っていなかったのか、
高木くんの圧に怖気付いて
あっさり高木くんに絞められた。
「はぁはぁ……や、山田!…大丈夫か…?」
「大丈夫だって…笑 それより、
高木くんが無事でよかった。」ニコッ
「っな…!!///////」
オヤジ狩りの仲間であろう青年はなんとか捕まえることが出来たけど、
残念ながら主犯の優等生くんを見失ってしまった…
あんなに近くにいたのに…情けない……
「山田!!!!」
「有岡さん…」
「悪い…俺の尾行も気付かれてて…相手してたら遅くなった…」
「チッ、何してんだよ警察は!おかげで山田が怪我したじゃねぇか…!」
「…あのぅ、俺も一応刑事なんだけど……
あ、それで有岡さんの方のオヤジ狩りは…?」
「ああ、来る途中署に引き渡したよ。」
「すみません…俺が主犯を捕まえていれば…」
「気にすんな。山田のせいじゃない。
……それより痛そうだな…手当てしに一旦戻ろう。主犯には逃げられちゃったし。」
「すみません……」
こんな情けない俺を、有岡さんはあの太陽のような笑顔で慰めてくれて……
肩を貸してやる。と腕を引かれた瞬間、
「俺も行く。」
「わっ、!!」
高木くんにお姫様抱っこをされてしまった……
ーーー
「あちゃ〜〜、やっちゃったね、山田くん。」
「薮先生……すみません……」
署に戻って手当をしてもらった後、薮先生に今回のことを報告。
犯人を逃がしたからか、薮先生の表情は険しい…
「ボス…山田はかなり頑張ってました。今回は運が悪かっただけで、関係ない学生も体を張って守ったし、オヤジ狩り主犯の逮捕も目前ですよ!」
「有岡さん……/////泣」
「うむ。山田くんは初任務にしてはよくやってると思うよ。別に責めてはいない。ただ、
そこのヤンキーはどこのどいつ?」
「へ?」
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Hey!Say! JUMP(プロフ) - 続きが楽しみです! (2021年5月20日 18時) (レス) id: 8de6064f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田マンボウ | 作成日時:2020年7月10日 18時