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いきなり任された初仕事にどうしよか頭を悩ませていると、
「やっまだ〜〜〜〜〜〜!!」
突然声をかけられた。
「?え、と…」
「あぁ!自己紹介してなかったな!俺は体育教師の有岡大貴!」
そんでもって…と何か付け足すように呟いた彼は俺の耳元に唇を近ずけると、まるで息を吐くように呟いた。
「…君の秘密を知る者でもある」
「!?!?」
今のって、潜入捜査の、こと…?
もしかしてもう気付かれた…!?
「あはは、そんな警戒しないでよっ笑 俺も仲間だからさ!」
「なか、ま…?」
「そう仲間!!薮から頼まれてんだ、君を守るようにってね笑」
「…あ!」
そういえばここに来る前…
『薮先生…さすがに俺一人でせ、せんにゅう?捜査っていうのはちょっと、いやかなりキツいかと…』
『ん〜?なに、ボスにさからうの?』
『ひっ…め、滅相もないですボスっ!!!!』
『うむ。ま、別に最初から期待してるわけじゃないよ。君が失敗しても大丈夫なように助け舟は用意しといてあげるからさ。』
なんてことを言っていた気がする!
「あ、あなたが助け舟さんですか!!(;▽;)」
「お、おう?なんかよくわかんないけどとりあえず涙拭きな?(可愛いなくそ///)」
「う、はいっ」
なんだ…変な部署に配属されてしまったと思ってたけど、こんなにいい人もいるんだっ…よかったぁ…
俺は初めてこの部署でよかったと思った。
ん?でもこの人が教師なら俺も教師の格好でよかったんじゃ???
「…あれ??」
「まぁとりあえず、仲間の顔は認識できたみたいだし?俺は他の教師とかからそれとなく話を聞き出すからさ、山田は生徒から噂でもいいから何か聞き出してくれ。」
「り、了解であります!」
「ふはっ、ここは学校なんだから敬礼はいらないぞ?笑」
「すみませんっ…/////」
そうだ、今は捜査に集中しないとっ!
そう、決意を固めたと同時に授業五分前を知らせるチャイムが鳴った。
「んじゃ、そろそろ行かないとな。そっちは頼んだぞ!」
「はい!では、後ほどっ」
有岡先輩とメアドを交換した後、俺は急いで教室に戻った。
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Hey!Say! JUMP(プロフ) - 続きが楽しみです! (2021年5月20日 18時) (レス) id: 8de6064f5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:山田マンボウ | 作成日時:2020年7月10日 18時